貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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9697 カプコン

東証P
3,473.0円
前日比
+63.0
+1.85%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
31.6 7.30 1.04 2.14
時価総額 18,511億円
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大野芳政:誰でも簡単に勝てる投資法があると聞いたら信じますか?【FISCOソーシャルレポーター】


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「大野芳政」氏(ブログ:『サラリーマン投資家が株式投資でムリなく月10万円を稼ぐ方法』)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2023年6月18日10時に執筆

証券アナリストの大野芳政と申します。

私は過去に投資顧問でアナリストをしていましたが、今は一般企業に勤めるごく普通のサラリーマンです。一般の会社員なら、本業をしながら副業として株式投資でお小遣いを稼ぐことを夢見る方も多いのではないでしょうか。しかし、サラリーマン投資家は日中、相場を見ることができないという大きなハンデがあります。でも、発想を転換すると、それが武器にもなるのです。相場を見ることができないということは、値動きに一喜一憂しなくて済むということです。トレーダーが失敗する理由は、値動きに感情が支配されてしまうことです。なので、銘柄選びをしっかりすれば、あとは機械的に売買することで自然と資産は増えていくのです。

銘柄選びの秘訣はずばり需給を読むことです。特に機関投資家の動向を読むことが肝要です。彼らはアナリストレポートの株価レーティングをもとに投資銘柄を選定します。つまり、株価レーティングを分析すれば、必然的に儲かる銘柄が発掘できるのです。

私は投資顧問で勤務していた頃から、玉石混交のアナリストレポートから「玉」を見分けることが得意でした。その経験を活かして、少しでもサラリーマン投資家の皆様のお力になれるような情報を発信していきます。

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おはよしまさ(/ω\)

株式投資で簡単に勝ち続けることができる投資法があったら知りたいと思いませんか?

なんだかインチキ臭くなってしまいましたが、結論から言うと、そんなものはありません!相場は生き物ですし、その時々で有効な投資法も変わってきます。仮に誰もが勝てる必勝法があったとしても、多くのトレーダーが同じタイミングで売買するようになるため、せっかくの必勝法が通じなくなってしまいます。

私がアナリストレポートの株価レーティングに興味を持ったのは20年くらい前です。当時は「外資系A証券のアナリストBさんが書いたレポートは、目をつぶって買い」みたいなことが私の周りでよく言われていました。実際に勝率が高く、一度人気化すれば3日間くらい平気でストップ高で張り付くことも多々ありました。なので、もし寄り付きからストップ高買い気配となっても、成り行きで買いを入れていました。

しかし、こうした異常な光景が長く続くことはありません。当然多くのトレーダーが同じような行動をするようになるので、最初のうちは勝てていましたが、最終的には高値掴みになるケースが多く、そのうち、簡単に勝ち続けることができる投資法と呼ばれなくなりました。

このように、簡単に勝てる完璧な投資法なんてありません。だから、常にPDCAを回しながら相場にあった投資法を見つけていくことが重要なのです。

さて、今週、目立ったレーティングで観測されているのは下記の通りです。

〇東海東京調査センター
東祥<8920> Neutral(中立)→OUTPERFORM(強気) 目標株価1,270円→1,490円
カプコン<9697> Neutral(中立)→OUTPERFORM(強気) 目標株価4,500円→7,360円
日本航空<9201> 新規OUTPERFORM(強気) 目標株価3,250円
スカイマーク<9204> 新規OUTPERFORM(強気) 目標株価1,560円

〇三菱UFJMS証券
レゾナック<4004> Neutral(中立)→Overweight(強気) 目標株価2,000円→3,100円

〇SMBC日興証券
太平洋セメント<5233> 新規1 目標株価3,500円

〇岩井コスモ証券
エスペック<6859> 新規A 目標株価3,000円

〇大和証券
三菱地所<8802> 2→1 目標株価1,840円→1,900円

〇野村証券
M&Aキャピタル<6080> Neutral(中立)→Buy(買い) 目標株価4,700円→4,600円


そんな中、今後1~2週間程度で面白そうだと、私が気になった銘柄はオイシックス・ラ・大地<3182>です。東海東京調査センターが6月14日付で投資判断「Outperform(強気)」を据え置き、目標株価を3,400円→3,600円に引き上げたことが伝わっています。

レポートによると、これまでオイシックスの物流センタートラブルの復旧に注力していたため、集客が十分に行えていなかったものの、マーケティング再開によりオイシックス会員の増加を背景とした同社の業績再成長が期待されるといった内容です。同証券では、24年3月期の営業利益は前期比+85.3%の62億円と会社計画の60億円を上回ると予想。続く25年3月期も同+14.5%の71億円と2ケタ成長が続く見込みとしています。

株価は5月に大きく調整したものの、2300円付近では下げ止まる動きも見せており、2400円台を回復してくれば、短期的なリバウンドが期待できると、私は注目しています。

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執筆者名:大野芳政
ブログ名:『サラリーマン投資家が株式投資でムリなく月10万円を稼ぐ方法』

《TY》

 提供:フィスコ

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