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話題株ピックアップ【昼刊】:住友鉱、ソフトバンクG、トヨタ

■アイティフォー <4743>  1,153円  +113 円 (+10.9%)  11:30現在  東証プライム 上昇率2位
 アイティフォー<4743>は大幅高で連日で年初来高値を更新。13日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表しており、これを好感した買いが入っている。取得上限は88万2000株(自己株式を除く発行済み株数の3.18%)、または9億円。期間は6月14日から来年3月29日まで。

■アクシアル <8255>  3,555円  +190 円 (+5.7%)  11:30現在  東証プライム 上昇率9位
 13日に発表した「2.16%を上限に自社株買いを実施」が買い材料。
 発行済み株式数(自社株を除く)の2.16%にあたる50万株(金額で15億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は6月14日から12月31日まで。

■住友金属鉱山 <5713>  4,858円  +209 円 (+4.5%)  11:30現在
 住友金属鉱山<5713>が反発。三井金属<5706>や三菱マテリアル<5711>など非鉄関連株が堅調に推移している。中国人民銀行(中央銀行)は13日に7日物リバースレポ金利を引き下げた。毎営業日実施されるリバースレポの金利引き下げを予想外と受け止める向きは多く、中国で金融緩和策が強化されるとの観測が強まっている。中国当局による景気浮揚策への思惑も広がるなか、同日の米国の商品市場で銅先物は下値の堅さをみせており、非鉄セクターの支援材料となったようだ。

■ソフトバンクグループ <9984>  6,570円  +260 円 (+4.1%)  11:30現在
 ソフトバンクグループ<9984>は強弱観対立のなかも買いが先行、目先筋の利食いをこなし年初来高値近辺で頑強な値動きを示している。傘下のファンドを通じてAIベンチャーへの投資に積極的で、世界的なAI関連株人気に乗っている。前日は「チャットGPT」を開発した米オープンAIのサム・アルトマンCEOと孫正義社長が面会し、共同事業を模索していることが伝わり急速人気化したが、きょうも上値を見込んだ買いが継続している。一方、ソフトバンクGの後藤芳光CFOが昨年、保有する同社株の大量売却を行っていたことが明らかとなった。これをネガティブ視する動きは限定的ながら、上値を重くする材料と見る向きもあるようだ。

■トヨタ自動車 <7203>  2,261.5円  +88 円 (+4.1%)  11:30現在
 トヨタ自動車<7203>が連日でマドを開けて買われる展開となり、きょうは一時5%を超える急伸をみせ2286円まで上値を伸ばした。連日の年初来高値更新で約1年4カ月ぶりの高値圏に浮上している。日経平均は上昇基調を続けているものの、プライム市場の物色対象には変化がみられている。PERやPBRの割安なバリュー株に資金が還流しており、自動車セクターもその一角だ。そのなか、同社は昨年来7カ月以上にわたって解散価値を下回る水準で推移していたが、前日にPBR1倍台を回復した。また、きょう午前中に同社の株主総会が行われ、世界的にも機関投資家の視線を集めている。

■ホンダ <7267>  4,508円  +129 円 (+3.0%)  11:30現在
 ホンダ<7267>が上げ幅を拡大し、2007年7月以来、およそ15年11カ月ぶりの高値水準をつけた。14日、新型小型ビジネスジェット機の製品化を決定したと発表しており、株価の刺激材料となったようだ。2021年に米ネバダ州で開催されたビジネス航空ショーで参考展示したコンセプト機「HondaJet 2600 Concept」をベースとし、28年頃の米連邦航空局(FAA)の型式証明取得に向け開発を進める。このほどエンジン、アビオニクス、胴体などの主要サプライヤーとの契約を締結したという。新型ジェット機は現在生産・販売するベリーライトジェット機に続く製品で、1クラス上のライトジェット機カテゴリーへの参入となる。最大11人の乗員・乗客が搭乗でき、ライトジェット機として世界で初めてノンストップでの米国大陸横断を可能にする。

■日本製鉄 <5401>  2,963円  +77 円 (+2.7%)  11:30現在
 日本製鉄<5401>は3日ぶり反発。商いも増勢で2900円近辺のもみ合いを上放れる動きをみせている。ここ日経平均の上昇が目立っているが、半導体や人工知能(AI)関連などに買い人気が偏っており、グロース(成長)株の優位性が際立っていた。バリュー株に位置付けられる同社株をはじめとした鉄鋼株は、動きが鈍かったが足もとでリターンリバーサル狙いの買いを引き寄せている。同社株はPERが7倍、PBRが0.6倍台と株価指標面から割安感が顕著であり、グロース株の上値が重くなり始めたところで、資金シフトの動きが観測される。米格付け会社のS&Pグローバルが12日に同社の長期格付けを1段階引き上げたことなども、間接的に株価の支援材料となっているもようだ。

■アバントグループ <3836>  1,522円  +19 円 (+1.3%)  11:30現在
 アバントグループ<3836>が3日続伸している。午前10時ごろ、100%子会社ジールがクロスリバ(東京都中央区)から、テキストから感情分析を行う「StoryAI」事業を譲り受け、7月1日にサービス提供を開始すると発表したことが好感されている。StoryAIは、20年8月にリリースされた「Storyを機械学習で感情分析し、改善点を提案する」サービス。これまで、エンタープライズ向けでは講談社(東京都文京区)などで利用されてきたが、ジールによる事業譲受で、今後はより幅広い業種業界の企業、官公庁・自治体へ向けての提供を予定している。また、OEMでの提供実績もあり、顧客の要件に応じた独自ソリューションや顧客のサービスの機能の一部として提供することも可能としている。

■ヤーマン <6630>  1,089円  -73 円 (-6.3%)  11:30現在  東証プライム 下落率2位
 ヤーマン<6630>が大幅続落している。13日の取引終了後に発表した23年4月期連結決算で、営業利益が61億3400万円(前の期比10.8%減)と2ケタ減益となり、3月14日に発表した修正値62億円もやや下回ったことが嫌気されている。海外部門で中国販売が大きく伸長したことや、国内各販路もそれぞれ堅調な売り上げとなったことから売上高は429億9600万円(同5.0%増)と過去最高の売上高を記録したが、広告宣伝や研究開発への投資を強めたことが利益を圧迫した。なお、24年4月期業績予想は、売上高450億円(前期比4.7%増)、営業利益65億円(同6.0%増)と増収増益を見込む。年間配当は前期比4円50銭減の8円50銭を予定している。

■神戸物産 <3038>  3,727円  -182 円 (-4.7%)  11:30現在  東証プライム 下落率8位
 神戸物産<3038>が続落している。13日の取引終了後、23年10月期第2四半期累計(22年11月~23年4月)の連結決算を発表した。経常利益は前年同期比19.4%減の131億9800万円と大幅な減益となったほか、通期計画に対する進捗率は約41%と低調だった。業績の下振れリスクを意識した投資家の売りが膨らんだようだ。売上高は同12.0%増の2219億6800万円だった。既存店への商品出荷が好調に推移し、新規出店効果も出て大幅な増収となった。半面、ドル預金の換算差損や為替予約関連の評価損の計上が経常利益を押し下げる要因となった。

■丹青社 <9743>  798円  -37 円 (-4.4%)  11:30現在  東証プライム 下落率10位
 丹青社<9743>が大幅反落している。13日の取引終了後に発表した第1四半期(2~4月)連結決算で、営業利益が8億円(前年同期比15.6%減)と2ケタ減益となったことが嫌気されている。新型コロナウイルス感染症の影響による経済活動の制限が緩和されたことで需要が回復し、売上高は197億1600万円(同12.2%増)と増収となったものの、競争激化に伴い収益性の低い案件が増加したことに加えて、エネルギーや資材価格の高騰、賃上げによる人件費の増加などが重なり減益を余儀なくされた。なお、24年1月期通期業績予想は、売上高760億円(前期比18.3%増)、営業利益30億円(同4.9倍)、純利益20億9000万円(同4.5倍)の従来見通しを据え置いている。

■ゼンショHD <7550>  6,087円  -143 円 (-2.3%)  11:30現在
 ゼンショーホールディングス<7550>は寄り付きは売り買い交錯で始まったが、その後は売り優勢に傾き4日ぶりに反落。同社は外食大手で牛丼の「すき家」や回転寿司の「はま寿司」などを展開し、M&A戦略に強みを持ち海外展開にも力を入れている。13日取引終了後、北米や英国を中心に寿司のテイクアウト店などを展開するスノーフォックス・トップコの全株式を取得し子会社化することを発表し、マーケットの注目を集めている。取得価額は874億円で同社のM&A案件としては過去最高額となる。業容拡大への期待が高まる一方、買収コスト負担などへの警戒感もあり目先は利益確定の動きに押されている。

■マクビープラ <7095>  18,940円  -380 円 (-2.0%)  11:30現在
 Macbee Planet<7095>は荒い値動き。朝方に大幅高で一時1170円高と急騰したが、その後は大口の利益確定売りが出て急速に値を消す展開となった。時価はマイナス圏で下値を探る展開となっている。Webマーケティング支援事業を展開するが、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進の動きを背景に、ネット広告市場の拡大が加速しており、同社の商機を高めている。13日取引終了後に発表した23年4月期決算は営業利益が前の期比75%増の21億6200万円と急拡大、続く24年4月期も前期比32%増の28億5000万円と高い伸びを見込んでおり、過去最高更新が続く見通し。ただ株価は事前の観測報道でマドを開けて買われていたこともあり、目先材料出尽くし感から利食い急ぎの動きが表面化した。

■トルク <8077>  263円  +40 円 (+17.9%)  11:30現在  東証プライム 上昇率トップ
 トルク<8077>が急反騰し年初来高値を更新している。13日の取引終了後、23年10月期の連結業績予想について、売上高を212億4200万円から216億円(前期比5.5%増)へ、営業利益を3億4300万円から6億円(同43.2%増)へ、純利益を3億7700万円から6億円(同12.7%増)へ上方修正し、減益予想から一転して営業増益予想としたことが好感されている。上期において、ウェブ受注システム「ねじネット」の取り扱いアイテム及びユーザー数の拡大や、ユーザーインターフェースの改善に努め、業務プロセスのデジタル化を進めたことが奏功。また、「ねじネット」に連動するモバイルアプリ「引取通知」をリリースしたことも寄与する。なお、同時に発表した第2四半期累計(22年11月~23年4月)決算は、売上高107億3600万円(前年同期比8.1%増)、営業利益3億6900万円(同2.7倍)、純利益4億1700万円(同2.8倍)だった。

■日本山村硝子 <5210>  1,038円  +150 円 (+16.9%) ストップ高   11:30現在
 日本山村硝子<5210>はカイ気配スタート。13日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想の修正を発表した。最終損益の黒字額の見通しをこれまでの44億円から75億円(前期は30億700万円の赤字)に見直しており、好感されたようだ。関連会社で債務超過にあったアルガラス山村が独自の資金調達を行い、同社に対する貸付金が全額返済されることとなった。またアルガラス山村サウスイーストへの保証類似行為が解除され、アルガラス山村への出資割合にも変動があった。持ち分法による投資利益の計上や、想定していた持ち分法による投資損失の追加計上が見込まれなくなったことなどが影響する。今期の売上高の見通しは据え置いている。

●ストップ高銘柄
 インフォネット <4444>  2,579円  +500 円 (+24.1%) ストップ高   11:30現在
 フレンドリー <8209>  489円  +80 円 (+19.6%) ストップ高   11:30現在
 など、3銘柄

●ストップ安銘柄
 WT天然ガス <1689>  1円  0 円 (0.0%) ストップ安   11:30現在
 以上、1銘柄

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