ソフトバンクＧは頑強な値動きで５日続伸、株式需給改善し上値指向継続

　ソフトバンクグループ<9984>は６０００円台近辺で頑強な値動き。世界的に人工知能（ＡＩ）関連株へのテーマ物色の動きが強まるなか、ＡＩスタートアップ・ベンチャーに傘下のファンドを通じて積極投資する同社に海外投資家とみられる大口の買いが観測される状況にある。米国株市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が年初来高値圏を走っており、これも同指数と株価連動性の高い同社株にとって追い風となっている。個人投資家の人気も高いが、直近の信用取組は買い残が大幅に減少する一方で売り残が増加しており、株式需給が改善している。株価はきょうで５日続伸となり買い疲れ感はみられるものの、下値では押し目買い需要が活発だ。

出所：MINKABU PRESS