半導体主力株は強弱観対立、SOX指数上昇も目先的には高値警戒感くすぶる
アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置の主力株は総じて売り買い交錯の展開にある。前日の米国株市場ではエヌビディア<NVDA>は軟調だったものの、インテル<INTC>が3.7%高に買われたほか、アドバンストマイクロデバイシズ<AMD>が5.3%高と大幅高に買われるなど半導体セクターは強い銘柄が目立ち、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も3日ぶり反発に転じた。東京市場においてもこれは追い風材料だが、半導体主力銘柄は5月以降の上昇が急ピッチであったことで目先高値警戒感も拭えず、足もとでは強弱観が対立している。
出所:MINKABU PRESS
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