後場の日経平均は558円高でスタート、ソシオネクストや川崎重などが高い/後場の寄り付き概況
日経平均 : 32082.97 (+558.75)
TOPIX : 2214.50 (+31.80)
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比558.75円高の32082.97円と、前引け(32045.83円)から上げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は32060円-32160円のレンジで強含み。ドル・円は1ドル=140.10-20円と午前9時頃から10銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況は上海総合指数が概ね小幅高水準で推移し0.2%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数は朝方は安くなる場面があったが、その後は底堅く推移し0.3%ほど上昇している。後場の東京市場は前引けに比べやや買いが先行して始まった。引き続き海外投資家などによる日本株の見直し買いが優勢で、また、今日はダウ平均先物や中国株が底堅く推移し、東京市場で安心感となっているもよう。一方、日経平均が33年ぶりに32000円を上回ったことから利益確定売りも出やすくなっているようだ。
セクターでは、機械、繊維製品、海運業が上昇率上位となっている一方、電気・ガス業1業種が下落している。東証プライム市場の売買代金上位では、ソシオネクスト<6526>、川崎重<7012>、安川電<6506>、コマツ<6301>、SMC<6273>、三菱自<7211>、神戸鋼<5406>、アドバンテスト<6857>、ルネサス<6723>、パナHD<6752>が高い。一方、東電力HD<9501>、楽天グループ<4755>が下落している。
《CS》
提供:フィスコ