<注目銘柄>=イビデン、半導体の「シン・成長株」で青空圏走る
イビデン<4062>に注目したい。半導体関連株が軒並み人気となるなか、同社株も年初来高値圏をまい進しているが、時価は2021年11月の高値7380円を上に抜けたことで、実質的な青空圏に突入した。株価は中勢1万円大台を目指す方向となろう。
ICパッケージの大手で米インテル<INTC>向けを主力とする。生成AIなどの普及で新たな半導体需要が発生しているが、半導体は一段と高性能化が求められるなか、パッケージ基板も高付加価値化が進展しており、そのなかイビデンの優位性が浮き彫りとなっている。24年3月期業績は営業利益が前期比28%減の520億円と大幅な減益を見込んでいるが、株価的にはその見通しは既に織り込み済みで増額修正期待があるほか、25年3月期の業績回復シナリオに視線が向いている。
そのなか、同社は23年度を初年度とする中期経営計画を発表しており、営業利益は26年3月期に1250億円という急成長を見込んでいることから、株価の見直し機運が強まっている。(桂)
出所:MINKABU PRESS
ICパッケージの大手で米インテル<INTC>向けを主力とする。生成AIなどの普及で新たな半導体需要が発生しているが、半導体は一段と高性能化が求められるなか、パッケージ基板も高付加価値化が進展しており、そのなかイビデンの優位性が浮き彫りとなっている。24年3月期業績は営業利益が前期比28%減の520億円と大幅な減益を見込んでいるが、株価的にはその見通しは既に織り込み済みで増額修正期待があるほか、25年3月期の業績回復シナリオに視線が向いている。
そのなか、同社は23年度を初年度とする中期経営計画を発表しており、営業利益は26年3月期に1250億円という急成長を見込んでいることから、株価の見直し機運が強まっている。(桂)
出所:MINKABU PRESS