安川電が朝高後下げ転換、新中計公表も中国景気の減速懸念など重荷
安川電機<6506>が朝高後、下げに沈んだ。16日の取引終了後、新たな中期経営計画を発表した。25年度に売上収益を6500億円(23年度見通し5800億円)、営業利益1000億円(同700億円)に伸ばす計画を示した。一方、配当性向は22年度実績の32.3%に対し、25年度は「30%プラスアルファ」を目標とする。積極的な株主還元を求める足もとの株式市場の風潮から、配当に関する目標は保守的と受け止められたようだ。
加えて、直近で公表された中国の経済指標のうち、4月の鉱工業生産と小売売上高の伸びは市場予想を下回った。この日公表された中国の新築住宅販売価格は、住宅販売の伸び悩みが示唆される結果となった。中国景気の減速懸念も、安川電の株価には重荷となったようだ。
出所:MINKABU PRESS
加えて、直近で公表された中国の経済指標のうち、4月の鉱工業生産と小売売上高の伸びは市場予想を下回った。この日公表された中国の新築住宅販売価格は、住宅販売の伸び悩みが示唆される結果となった。中国景気の減速懸念も、安川電の株価には重荷となったようだ。
出所:MINKABU PRESS