ミアヘルサホールディングス---23年3月期は2ケタ増収、保育事業は2ケタ増収増益に
ミアヘルサホールディングス<7129>は15日、2023年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比14.0%増の222.49億円、営業利益が同2.5%増の1.91億円、経常利益が同10.9%減の1.69億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同28.1%減の2.09億円となった。
医薬事業の売上高は前期比2.3%増の89.86億円、セグメント利益は同5.0%減の5.31億円となった。新型コロナウイルス感染症の影響が継続しているものの、新規出店効果により、処方箋枚数は前期比107.7%となった。当連結会計年度末における調剤薬局店舗数は、42店舗(前連結会計年度末比1店舗増)となった。
介護事業の売上高は同1.0%増の34.44億円、セグメント損失は1.47億円(前年同期は0.24億円の利益)となった。当連結会計年度において、1事業所(訪問介護事業所)の開設、2事業所(訪問介護事業所1事業所、通所介護事業所1事業所)の閉鎖を実施した。当連結会計年度末における介護事業所数・施設数は、67事業所(前連結会計年度末比1事業所減)となった。
保育事業の売上高は前期比38.4%増の88.74億円、セグメント利益は同48.5%増の5.37億円となった。当連結会計年度において、認可保育園3園、学童クラブ1ヵ所を開設したほか、指定管理者として公立保育園1園の運営を開始した。当連結会計年度末における運営事業所数は、74事業所(前連結会計年度末比5事業所減)となった。
その他(食品事業)の売上高は同4.4%増の9.44億円、セグメント利益は同23.7%増の0.48億円となった。学校給食部門において、給食回数が回復、前年より増加したほか、新規取引先の拡充に努めた。また、同社グループがフランチャイジーとして店舗展開している銀のさら(3店舗)の業績も、宅配食ニーズの持続を背景に堅調に推移した。
2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比1.1%減の220.00億円、営業利益が同46.5%増の2.80億円、経常利益が同65.4%増の2.80億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同38.0%減の1.30億円を見込んでいる。
《AS》
提供:フィスコ