オープンドア---23年3月期は大幅増収、ユーザー利便性向上のためのシステム開発を継続
オープンドア<3926>は12日、2023年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比71.1%増の20.55億円、営業損失が0.52億円(前期は6.53億円の損失)、経常損失が0.01億円(同5.41億円の損失)、親会社株主に帰属する当期純損失が0.44億円(同5.44億円の損失)となった。
新型コロナによる各国の入出国規制が緩和されたことにより、業務渡航及び一部方面のレジャー旅行が回復傾向にあったが、依然として旅行需要は低い水準で推移した。また、国内旅行市場は、新型コロナ新規感染者数が過去最多を更新するなど前期と同様に新型コロナ感染拡大の影響は受けたものの、政府の観光需要喚起策「全国旅行支援」の実施などに加え感染者数は減少傾向にあり総じて回復基調で推移した。このような状況のもと、同社は旅行関連事業は将来の旅行需要の回復期に向け、引き続きユーザー利便性向上のためのシステム開発を進めた。
2024年3月期通期の連結業績予想については、旅行市場における不確実な要素が多く、現段階において合理的に算定することが困難なことから未定としている。
《NS》
提供:フィスコ