日本郵政が急反落、上限10%の自社株買い発表も大幅減益計画を嫌気
日本郵政<6178>が急反落した。15日の取引終了後、23年3月期の連結決算とともに、24年3月期の連結業績予想を開示した。経常収益は前期比2.5%減の10兆8600億円、最終利益は同44.3%減の2400億円を見込む。同時に大規模な自社株買いの実施も発表したが、大幅な減益計画を嫌気した売りが優勢となったようだ。
デジタル化の進展による郵便物数の減少が続くと想定。成長投資による費用増や、かんぽ生命保険<7181>での保険契約の減少の影響などを業績予想に織り込んだ。ゆうちょ銀行<7182>は外貨調達コストの高止まりが見込まれるものの、戦略投資領域からの収益貢献や役務取引等利益の増加などにより、増益を見込む。日本郵政は年間配当を前期と横ばいの50円と予想する。
自社株買いは取得総数3億4600万株(自己株式を除く発行済み株式総数の10.0%)、取得総額3000億円を上限とする。取得期間は決まり次第、開示する。取得した自己株式は、単元未満株式の買い増し請求の対応に必要な分を除き、消却する方針という。
出所:MINKABU PRESS
デジタル化の進展による郵便物数の減少が続くと想定。成長投資による費用増や、かんぽ生命保険<7181>での保険契約の減少の影響などを業績予想に織り込んだ。ゆうちょ銀行<7182>は外貨調達コストの高止まりが見込まれるものの、戦略投資領域からの収益貢献や役務取引等利益の増加などにより、増益を見込む。日本郵政は年間配当を前期と横ばいの50円と予想する。
自社株買いは取得総数3億4600万株(自己株式を除く発行済み株式総数の10.0%)、取得総額3000億円を上限とする。取得期間は決まり次第、開示する。取得した自己株式は、単元未満株式の買い増し請求の対応に必要な分を除き、消却する方針という。
出所:MINKABU PRESS