貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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4911 資生堂

東証P
2,813.0円
前日比
+84.0
+3.08%
PTS
2,811円
11:25 11/25
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
187 1.88 2.13 3.54
時価総額 11,252億円
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本日の注目個別銘柄:長野計器、Vテク、大阪チタなど


<9432> NTT 4199 +91
大幅反発。先週末の取引時間中に23年3月期の決算を発表、営業利益は1兆8290億円で前期比3.4%増となり、会社計画線上での着地に。一方、24年3月期は1兆9500億円で同6.6%増の見通しとなっている。先週末は自社株買いの発表がなかったことで発表後に売り優勢となったが、同社の場合、決算と同時に自社株買いが発表されることは少ないとの指摘もあり、本日は一転見直し買いが優勢に。

<7733> オリンパス 2273 -165
大幅反落で年初来安値。先週末に23年3月期決算を発表、営業益は1866億円で前期比27.7%増となり、1900億円強の市場予想を下振れ。また、24年3月期は1630億円で同12.7%減を見込み、2000億円強の市場予想を下回る。米FDA対応の品質改善費用や先行投資費用などのコスト増を予想。5500万株、1000億円を上限とする自社株買いも発表したが、想定以下のガイダンスをマイナス視する動きに。

<4911> 資生堂 6901 +341
大幅続伸。先週末に第1四半期決算を発表、コア営業利益は125億円で前年同期比2.9倍となり、コンセンサスを40億円程度上振れる着地になっている。想定以上の好スタートとして評価の動きが先行へ。マーケティングの期ずれや為替の影響なども押し上げ効果となったようだが、2月以降の中国の売上回復、国内インバウンド需要の拡大基調なども確認されている。

<8303> SBI新生銀 2806 +221
大幅続伸。SBIHD子会社のSBI地銀HDが、1株2800円でTOBを実施すると発表している。非公開化を目的としており、同行では賛同の意見を表明している。TOB期間は5月15日から6月23日まで。株主をSBIHDと国の機関に絞り込んだ上で、公的資金返済への道筋を探る方針のもよう。なお、寄り付きからTOB価格を上回る状態での株価推移が続く形に。

<6471> 日本精工 881 +105
急伸。先週末に23年3月期の決算を発表、営業利益は329億円で前期比11.9%増となり、従来計画の280億円を上振れ着地。また、24年3月期は415億円で同26.0%増の見通しとしており、市場コンセンサスを40億円ほど上回る。想定以上の好業績に加えて、発行済み株式数の4.8%に当たる2500万株、220億円を上限とする自己株式の取得実施も発表しており、ポジティブな反応が先行している。

<9517> イーレックス 1371 -400
ストップ安比例配分。先週末に23年3月期決算を発表、営業益は149億円で前期比19.1%増となり、従来予想に沿った着地に。一方、24年3月期は77億円で同48.3%減と大幅減を見込み、ネガティブインパクトにつながった。配当計画は据え置きとしている。また、世界最大級の大型バイオマス発電所計画に関して、着工時期を23年度中から26年度に、運転開始を26年度から29年度にそれぞれ変更した。

<5726> 大阪チタ 3230 +493
急騰。先週末に23年3月期決算を発表、営業利益は47.8億円で従来予想の35億円を大きく上回った。期末配当金も従来計画の10円から25円に引き上げている。さらに、24年3月期営業利益は65億円で同36.0%の大幅増益見通し、年間配当金も前期比5円増の40円を計画している。先に東邦チタニウムが大幅減益見通しを発表し、同社もつれ安となっていた経緯があり、ポジティブなサプライズと捉えられる格好に。

<7717> Vテク 2500 -595
急落。先週末に23年3月期決算を発表、営業利益は9.9億円で前期比81.9%減となり、従来予想の7億円をやや上振れた。一方、減損を計上したことで、純利益は計画を下振れる2.6億円、同93.8%の大幅減益に。24年3月期営業利益は10億円で同1.4%増にとどまる見通しとしている。LCD関連の設備投資一巡で、FPD事業が低迷する見込みのようだ。想定以上に回復力は緩慢として売り材料視される形に。

<4251> 恵和 1055 -300
ストップ安比例配分。先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は1.7億円で前年同期比89.5%減と大幅減益になり、業績予想も下方修正している。上半期営業利益は従来予想の20.4億円から6.7億円、同73.0%減に、通期では59億円から27.4億円、前期比50.8%減にそれぞれ下方修正。在庫調整が長期化するノートPCやタブレット製品向け光学シートの需要回復が想定以上に遅れる見通しとしている。

<7715> 長野計器 1618 +300
ストップ高。先週末に23年3月期の決算を発表、営業利益は47.3億円で前期比33.0%増となり、従来計画の42.3億円を上振れる着地に。また、24年3月期は61億円で同29.1%増を計画している。想定以上の大幅増益見通しにポジティブなインパクトも先行のようだ。また、新中期計画も発表しており、25年3月期営業利益79億円、26年3月期97億円と、今後も高い収益成長の継続を見込んでいる。
《ST》

 提供:フィスコ

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