【材料】<動意株・25日>(前引け)=レジル、ミタチ産業、三井化学
レジル <日足> 「株探」多機能チャートより
ミタチ産業<3321>=大幅高。前週末22日の取引終了後、25年5月期連結業績予想について売上高を800億円から900億円(前期比2.3倍)へ、営業利益を18億円から19億円(同19.4%増)へ上方修正すると発表した。第2四半期以降に開始した自動車関連顧客の商流移管や、民生関連のEMSなどの堅調な受注などが寄与する見通し。これを好感した買いを集めている。
三井化学<4183>=底値離脱の動き。前週末に大陽線を示現し5%を超える急伸をみせたが、きょうも買いが続き上値抵抗ラインとして意識される75日移動平均線をブレークする動きとなった。前週末22日取引終了後、発行済み株式数の1.68%相当の320万株、金額ベースで最大100億円の自社株買いを実施することを発表、これによる一株利益などの株式価値向上と需給改善に対する期待が買いを誘導している。同社は政策保有株を原則ゼロとする方針で、その一方で自社株買いに前向きな姿勢を示している。配当利回りは前週末時点で4%超だが、PBRは依然として0.8倍近辺と解散価値を大きく下回っており、足もとで株主還元姿勢を強めていることは株価の先高期待につながっている。
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出所:MINKABU PRESS