ヒガシトゥエンティワン---23年3月期は2ケタ増収増益、期末配当の増配を発表
ヒガシトゥエンティワン<9029>は12日、2023年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比24.5%増の348.07億円、営業利益が同29.3%増の19.08億円、経常利益が同21.3%増の20.26億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同13.2%増の12.68億円となった。
運送事業の売上高は前期比22.0%増の210.21億円、セグメント利益は同30.0%増の23.37億円となった。山神運輸工業を新規連結、事務所移転作業が増加した。
倉庫事業の売上高は前期比7.9%増の79.86億円、セグメント利益は同14.6%減の9.55億円となった。三郷ロジスティクスセンターを2022年4月より開設したことにより売上が増加したものの、来期に向けた新規倉庫の開設や移設による費用の増加があった。
商品販売事業の売上高は前期比84.8%増の40.09億円、セグメント利益は同198.8%増の1.90億円となった。2021年10月より資材販売業務を開始した。
ウエルフェア事業の売上高は前期比4.1%増の9.77億円、セグメント利益は同2.0%増の1.41億円となった。福祉用具の貸出しにより売上が増加した。
その他の売上高は前期比294.0%増の8.13億円、セグメント利益は同1,028.0%増の1.11億円となった。2022年10月より旅人を新規連結、インフラ会社向けの物流コンサルティング業務を受託した。
2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比3.4%増の360.00億円、営業利益が同4.8%増の20.00億円、経常利益が同3.6増の21.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.1%増の13.20億円を見込んでいる。
また、同日、2023年3月期の期末配当金を前回予想から2.00円増配の30.00円とすることを発表した。これにより1株当たり年間配当金は30.00円(前期比4.00円増配)となる。
《SI》
提供:フィスコ