テンポイノベーション---中期経営計画と配当方針の変更を発表
テンポイノベーション<3484>は11日、2024年3月期から2026年3月期までの中期経営計画と、これに合わせた配当方針の変更を発表した。
中期経営計画の基本方針として「店舗転貸借事業の拡大」、テーマとして「専門特化・プロフェッショナル化」をそれぞれあげている。連結業績目標としては、最終年である2026年3月期に売上高191.11億円、営業利益16.79億円、経常利益17.09億円、当期純利益11.66億円を見込んでいる。
配当方針の変更については「今回の中期経営計画の策定に併せて、株主の皆様への利益還元の姿勢をより明確にする」としており、計画期間における1株あたり年間配当予想額と配当性向の目途を公表している。具体的には、2024年3月期は20円(38.2%)、2025年3月期は24円(39.6%)、2026年3月期は28円(40.9%)で、計画期間終了後も同等の配当性向を目途とした株主還元を目指すとしている。
これらは、東証プライム市場の上場維持基準に関する経過措置の終了時期が定められたこととその主旨等を踏まえた施策であり、同社の基準適合に向けた計画期間(2028年3月期まで)に変更はないものの、早期の適合を視野に入れ、時価総額の上昇を実現すべく企業価値及び株主価値の向上を図ることを目的としているという。
《SI》
提供:フィスコ