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話題株ピックアップ【昼刊】:じげん、ミツバ、オカムラ

■じげん <3679>  617円  +100 円 (+19.3%) ストップ高   11:30現在  東証プライム 上昇率2位
 じげん<3679>に投資資金が集中。カイ気配のまま水準を切り上げ、寄り値で値幅制限上限となる100円高の617円をつけた。同社は求人や旅行、不動産情報など一括で検索できる集約サイトを運営している。10日取引終了後に発表した23年3月期の営業利益は前の期比26%増の41億8000万円と大幅な伸びを達成し、過去最高利益更新となった。また、24年3月期も前期比27%増の53億円予想と高水準の利益成長が続く見通しで、これを手掛かり材料に上値を見込んだ買いを引き寄せている。なお、年間配当は前期4円(前の期実績は3円50銭)、今期5円と株主還元も強化している。

■ミツバ <7280>  699円  +100 円 (+16.7%) ストップ高   11:30現在  東証プライム 上昇率4位
 ミツバ<7280>がストップ高の水準となる前日比100円高の699円に買われた。10日の取引終了後、23年3月期の連結決算発表にあわせ、24年3月期の業績予想を開示し、最終利益は前期比6.7倍の80億円となる見通しを示した。大幅増益の計画を好感した買いが集まったようだ。売上高は同0.8%増の3220億円を見込む。同時に公表した中期経営計画で、28年3月期の売上高を3300億円以上、営業利益率を6%以上、自己資本比率を30%以上などとする目標も掲げた。電動化に対応した新製品の創出や戦略的なアライアンスの実現に加え、構造改革による拠点再編なども進めるという。23年3月期の連結決算は、売上高が前の期比11.5%増の3195億円、最終利益が同14倍の11億8500万円だった。自動車メーカーの減産幅の縮小や円安効果が寄与したほか、前の期に計上した事業構造改善引当金繰入など特別損失の反動が出た。

■オカムラ <7994>  1,748円  +233 円 (+15.4%)  11:30現在  東証プライム 上昇率6位
 オカムラ<7994>がカイ気配スタート。10日の取引終了後、23年3月期の連結決算発表にあわせ、24年3月期の業績と配当予想を開示した。前期の年間配当をこれまでの予想から11円増額したうえで、今期の年間配当は前期比11円増配の66円を計画する。大幅増配の見通しを好感した買いが集まったようだ。あわせて公表した中期経営計画の中で、株主還元策として、配当性向は40%以上を安定的に維持するなどとする新たな方針を示した。加えて、26年3月期の売上高を3000億円以上、営業利益率8%とする目標も掲げた。24年3月期の売上高は前期比2.9%増の2850億円、営業利益は同18.0%増の205億円を見込む。全国のオフィス改装需要は堅調に推移すると予想する。営業利益は前期に続き過去最高益を更新する見通しとした。

■サンアスタ <4053>  1,144円  +150 円 (+15.1%) ストップ高買い気配   11:30現在  東証プライム 上昇率7位
 Sun Asterisk<4053>がカイ気配。10日の取引終了後に発表した23年12月期第1四半期(1~3月)の連結決算は、売上高が前年同期比17.1%増の30億4900万円、最終利益が同3.0倍の4億700万円だった。大幅増益となったほか、第1四半期ながら最終利益の通期計画に対する進捗率は約39%に上り、業績の上振れを期待した買いを集めたようだ。デジタルプロダクトの創造などを手掛ける「クリエイティブ&エンジニアリング」関連では、既存顧客からの継続・安定した堅調な受注と、新規顧客の増加が続いた。デジタルプロダクト向けの人材を育成する「タレントプラットフォーム」関連も大幅な増収となった。

■イーグル工業 <6486>  1,490円  +178 円 (+13.6%)  11:30現在  東証プライム 上昇率8位
 イーグル工業<6486>が上げ足を一気に加速、一時16%を超える急騰で1523円まで上値を伸ばした。今回の決算では自動車部品や車載機器など自動車業界向け製品を手掛けるメーカーの好調が目立っている。同社はNOK系のメカニカルシール(油封止部品)大手で自動車向けを主力としている。10日取引終了後に発表した23年3月期決算で、営業利益は前の期比23%増の92億6400万円と大幅な利益成長を達成した。続く24年3月期については前期比2.5%増の95億円見通しと保守的ながら、トップラインは7%の伸びを見込むなど増収基調を維持する見通しにあり、株価指標面でもPER10倍弱、PBRが0.6倍台と割安感が強いことで上値を見込む買いが優勢となった。なお、前期配当は従来計画に20円の大幅上乗せとなる70円(今期も70円配継続)とし、配当利回りが4.7%台と高いことも物色人気を助長している。

■ユナイテッドアローズ <7606>  2,217円  +239 円 (+12.1%)  11:30現在  東証プライム 上昇率10位
 ユナイテッドアローズ<7606>が急伸し、年初来高値を更新した。10日の取引終了後、取得総数130万株(自己株式を除く発行済み株式総数の4.6%)、取得総額20億円を上限とする自社株買いの実施を発表した。あわせて今期の増益・増配見通しを示しており、これらをポジティブ視した買いが集まったようだ。自社株の取得期間は5月11日から7月31日まで。また、同社は前期の年間配当をこれまでの予想から15円増額したうえで、今期の年間配当予想については前期比8円増配の55円とした。今期の売上高は前期比6.3%増の1383億円、最終利益は同11.2%増の48億3000万円を見込む。ユナイテッドアローズで新規出店9店舗、退店4店舗を計画、コーエンで退店3店舗などとし、全体で期末店舗数は300店舗を見込む。

■MTG <7806>  1,575円  +167 円 (+11.9%)  11:30現在
 10日に決算を発表。「今期経常を43%上方修正」が好感された。
 MTG <7806> [東証G] が5月10日大引け後(15:00)に決算を発表。23年9月期第2四半期累計(22年10月-23年3月)の連結経常利益は前年同期比8.4%減の22.9億円に減った。しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の23億円→33億円(前期は37.2億円)に43.5%上方修正し、減益率が38.2%減→11.4%減に縮小する見通しとなった。
  ⇒⇒MTGの詳しい業績推移表を見る

■SREホールディングス <2980>  3,535円  +330 円 (+10.3%)  11:30現在
 SREホールディングス<2980>が大幅続伸した。10日の取引終了後、23年3月期の連結決算発表にあわせ、24年3月期の業績予想を開示した。売上高は前期比20.3%増の223億円、最終利益は同24.5%増の14億3000万円を見込む。前期に続き最高益を更新する計画となり、業況を評価した買いを集めたようだ。今期はクラウドソリューションでの顧客基盤の継続拡大と顧客単価の向上を見込む。ファンド組成を通じたアセットマネジメントフィーを中心とする安定収益の確保、拡大も図る。23年3月期の売上高は前の期比36.6%増の185億4100万円、最終利益は同28.7%増の11億4800万円だった。

■日本通信 <9424>  282円  +22 円 (+8.5%)  11:30現在
 10日に決算を発表。「前期経常は2.6倍増で9期ぶり最高益・1-3月期(4Q)経常は2.3倍増益、今期業績は非開示」が好感された。
 日本通信 <9424> [東証P] が5月10日大引け後(15:30)に決算を発表。23年3月期の連結経常利益は前の期比2.6倍の7.8億円に急拡大し、9期ぶりに過去最高益を更新した。なお、24年3月期の業績見通しについては配当(無配)以外は開示しなかった。
  ⇒⇒日本通信の詳しい業績推移表を見る

■日本ライフライン <7575>  1,024円  +78 円 (+8.3%)  11:30現在
 10日に発表した「血栓吸引カテーテルの販売開始」が買い材料。
 血栓吸引カテーテルの販売開始。
 10日に発表した「3.9%を上限に自社株買いを実施」が買い材料。
 発行済み株式数(自社株を除く)の3.9%にあたる300万株(金額で40億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月11日から24年2月29日まで。

■東急不HD <3289>  730円  +51 円 (+7.5%)  11:30現在
 10日に決算を発表。「今期経常は1%増で2期連続最高益、前期配当を4.5円増額・今期は4.5円増配へ」が好感された。
 東急不動産ホールディングス <3289> [東証P] が5月10日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期の連結経常利益は前の期比36.7%増の995億円に拡大し、従来予想の810億円を上回って着地。24年3月期は前期比0.9%増の1005億円とほぼ横ばいを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。3期連続増収、増益になる。同時に、前期の年間配当を19円→23.5円(前の期は17円)に増額し、今期も前期比4.5円増の28円に増配する方針とした。
  ⇒⇒東急不HDの詳しい業績推移表を見る

■クレスコ <4674>  1,925円  +127 円 (+7.1%)  11:30現在
 10日に決算を発表。「今期経常は5%増で12期連続最高益更新へ」が好感された。
 クレスコ <4674> [東証P] が5月10日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期の連結経常利益は前の期比7.4%増の51.3億円になり、24年3月期も前期比4.6%増の53.7億円に伸びを見込み、12期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。14期連続増収、増益になる。
  ⇒⇒クレスコの詳しい業績推移表を見る
 同時に発表した「2.4%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。
 発行済み株式数(自社株を除く)の2.4%にあたる50万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月11日から11月30日まで。また、100万株の自己株消却を実施する。

■東洋炭素 <5310>  4,550円  +280 円 (+6.6%)  11:30現在
 10日に決算を発表。「1-3月期(1Q)経常は27%増益で着地」が好感された。
 東洋炭素 <5310> [東証P] が5月10日大引け後(15:30)に決算を発表。23年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比27.1%増の22.6億円に伸び、1-6月期(上期)計画の38億円に対する進捗率は59.6%に達し、5年平均の49.6%も上回った。
  ⇒⇒東洋炭素の詳しい業績推移表を見る

■OATアグリオ <4979>  1,650円  +300 円 (+22.2%) ストップ高   11:30現在
 OATアグリオ<4979>がストップ高の水準となる前日比300円高の1650円に買われ、年初来高値を更新した。10日の取引終了後、23年12月期の業績予想の上方修正を発表した。最終利益はこれまでの21億円から26億5000万円(前期比17.2%増)に見通しを引き上げた。減益予想から一転して増益計画となり、過去最高益を更新する見込みとなった。年間配当も従来の予想から5円増額の50円(前期比5円増配)に見通しを修正しており、好感されたようだ。23年1~3月期において、農薬分野で主力製品の殺虫剤「オンコル」や「オリオン」が好調に推移した。グリーンプロダクツの殺ダニ剤「サフオイル」も堅調に推移し、海外市場で大きく売り上げを伸ばした。欧州の関連会社の好調な業績に加え、円安によるプラス効果もあり、業績予想に反映した。

■セグエグループ <3968>  957円  +150 円 (+18.6%) ストップ高買い気配   11:30現在
 セグエグループ<3968>はカイ気配。ネットセキュリティー製品の輸入販売や、ソフト開発、エンジニア派遣などを展開し、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)投資需要を捉えて、足もとの業績は絶好調に推移している。10日取引終了後に発表した23年12月期第1四半期(23年1~3月)決算は、営業利益が前年同期比86%増の4億1800万円と急拡大した。通期営業利益は10億円(前期比10%増)を計画しているが、第1四半期時点の進捗率は40%を超えている。これを好感する形で投資資金が流れ込んでいる。

■三社電機製作所 <6882>  1,076円  +150 円 (+16.2%) ストップ高   11:30現在
 三社電機製作所<6882>が急騰。半導体モジュールや電源デバイスを製造するが、特にパワー半導体分野で高い商品競争力を有する。半導体、電源デバイスいずれも旺盛な需要を取り込み、足もとの業績は想定を上回って好調に推移している。同社が10日取引終了後に発表した23年3月期決算は営業利益が前の期比24%増の16億2900万円と従来計画から大幅に上振れて着地し、減益予想から一転大幅増益となった。更に続く24年3月期も同利益が前期比23%増の20億円と高水準の伸びが続く見通しにあり、これがポジティブサプライズとなって投資資金を呼び込む形となった。好業績を背景に株主還元も強化し、年間配当は前期が従来計画に5円上乗せした30円とし、今期は前期比10円増配となる40円を計画しており、これも物色人気を後押ししている。

●ストップ高銘柄
 ビューティ花壇 <3041>  574円  +80 円 (+16.2%) ストップ高買い気配   11:30現在
 スペース <9622>  1,105円  +150 円 (+15.7%) ストップ高   11:30現在
 など、8銘柄

●ストップ安銘柄
 WT天然ガス <1689>  1円  -0.1 円 (-9.1%) ストップ安   11:30現在
 以上、1銘柄

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