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東京株式(大引け)=203円安、米地銀の信用不安でリスク回避ムード

 26日の東京株式市場は、前日の米株安を受け終始売り優勢の展開となり、日経平均株価は2万8000円台前半まで水準を切り下げた。

 大引けの日経平均株価は前営業日比203円60銭安の2万8416円47銭と3日ぶり反落。プライム市場の売買高概算は11億990万株、売買代金概算は2兆7267億円。値上がり銘柄数は273、対して値下がり銘柄数は1516、変わらずは47銘柄だった。

 きょうの東京市場はリスク回避ムードの強い地合いで、日経平均は下値を試す展開となり、下げ幅は一時300円に達する場面もあった。前日の米国株市場でNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに大きく下げたことで、投資家心理が冷やされた。プライム市場の騰落レシオが高水準となっていたこともあり、主力株中心に広範囲に利食い急ぎの売りが表面化している。米地銀の預金流出を嫌気して金融株に売りが波及、半導体関連株への売りも目立つ状況にある。外国為替市場でドル安・円高に振れたことも買い手控えムードを助長した。業種別では建設や不動産、食料品といった内需株の一角は高いものの、33業種中29業種が下落する売り圧力の強い地合いだった。値下がり銘柄数は1500を超え、プライム市場の8割以上の銘柄が安くなった。

 個別では、売買代金断トツのレーザーテック<6920>が大きく下値を探ったほか、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクも売られた。シマノ<7309>が売買代金上位に食い込むも株価は急落し値下がり率トップに。日立製作所<6501>も値を下げた。ジャフコ グループ<8595>、FPG<7148>、アイスタイル<3660>などが大幅安。新日本科学<2395>、ベイカレント・コンサルティング<6532>も安い。

 半面、ソフトバンクグループ<9984>が底堅さを発揮、アサヒグループホールディングス<2502>は終始買いが優勢だった。東京ガス<9531>が堅調、大林組<1802>、清水建設<1803>などゼネコン株も上昇した。オービックビジネスコンサルタント<4733>が物色人気。コメリ<8218>、JNSホールディングス<3627>、ジャパンベストレスキューシステム<2453>などが値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS

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