アップル Research Memo(7):2023年12月期の1株当たり配当金は前期と同額の5.0円の予想
■株主還元策
アップルインターナショナル<2788>は、経営基盤の強化を図りながら、株主に対する利益還元を重要な経営課題として認識している。安定的な配当の継続・維持に留意するとともに、事業計画、財政状態、業績、株主資本利益率及び配当性向等を総合的に勘案したうえで、利益還元に努めることを基本方針としている。
この方針に基づき、2022年12月期の1株当たり配当金は3期連続の5.0円配当とし、配当性向は5.0%となった。2023年12月期も前期と同額の1株当たり5.0円を計画しており、配当性向は14.8%となる予想だ。なお、2022年12月期に増加した利益剰余金は、2023年12月期以降にタイの近隣諸国への市場開拓に用いて、中長期的な事業拡大を目指す。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)
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提供:フィスコ