日セラが反発、国内大手証券は新規「2」でカバレッジ開始
日本セラミック<6929>が反発。大和証券は19日、同社株のレーティングを新規「2(アウトパフォーム)」でカバレッジを開始した。目標株価は3300円とした。センサーメーカーである同社の22年12月期は電流センサーの新規客獲得や超音波センサーのシェアアップなどもあり、連結営業利益は前の期比23.6%増の41億7800万円と18年12月期以来の最高益を更新した。今後のポイントとして、第1に今期以降も超音波センサーや電流センサーを牽引役に最高益が見込めること、第2に超音波センサーの成長性の高まりによるPER拡大が見込めること――を指摘。なかでも、長らく伸び悩んだ主力の超音波センサーは本格的な牽引役に変化していることを評価している。同証券では、23年12月期の同利益を前期比14.9%増の48億円、24年12月期は55億円と業績拡大を予想している。
出所:MINKABU PRESS
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