<動意株・19日>(大引け)=ハナツアーJ、CSS、メタリアル
HANATOUR JAPAN<6561>=上げ足強めフシ目の2000円大台回復。同時に3月9日につけた高値2017円を約1カ月半ぶりに上回り、年初来高値を更新している。インバウンド専門の旅行会社で団体客を対象とする手配業務のほかバスやホテル運営などを手掛けており、ここ増勢一途となっている外国人観光客を追い風材料に収益回復への期待が大きい。きょうは引け後に3月の訪日外国人客数の発表を控えており、上値を見込んだ買いを誘導している。
CSSホールディングス<2304>=上昇加速で年初来高値更新。18日の取引終了後、子会社の音響特機が米LEA Professional(エルイーエープロフェッショナル)の日本国内における輸入代理店業務を開始したと発表した。製品群の拡充による業績押し上げ効果を期待した買いが入ったようだ。LEA Professionalは、米インディアナ州を拠点とするスタートアップ企業で、IoTを活用するプロフェッショナル・パワーアンプを手掛けている。遠隔コントロールが可能で、メンテナンスやトラブル対応のストレス軽減を実現するという。
メタリアル<6182>=大幅高。18日の取引終了後、同社との協業で、ロボットベンチャーのドーナッツ ロボティクス(東京都港区)がチャットGPTを高齢者向けにチューニングし、見守りロボットに搭載すると発表した。これが株価の支援材料となったようだ。羽田空港で実験を行った受付ロボット「cinnamon」にチャットGPTを搭載。高齢者が抱える孤独感の解消と、生活の質の向上につなげる。高齢者との実験を経て、ロボットの量産化を検討する予定としている。
セルシード<7776>=続急騰。600円近辺を横に走る25日移動平均線とのマイナスカイ離解消に向けた動きで大勢トレンド転換を示唆している。東京女子医大発のバイオベンチャーで医療用細胞シートの開発を手掛け、食道の機能再生をはじめ再生医療関連の有力株としてマーケットの注目度が高い。温度応答性細胞培養器材製品が米食品医薬品局(FDA)のメディカルデバイスマスターファイル登録などが材料視された経緯があるが、需給先行のモメンタム相場が続いており、今月に入って信用規制解除を絡め再び投資資金攻勢の思惑が浮上している。
ティアンドエス<4055>=大幅続伸で2000円台復帰。最先端半導体工場向けにシステム開発や運用・保守などを行っており、人工知能(AI)領域へも積極展開を図っている。18日取引終了後、画像認識AIアルゴリズムが国内大手精密機器メーカー製の外観検査装置に採用されたことを発表しており、これを材料視する買いを呼び込む格好となった。同社の株価は3月27日にマドを開けて上放れたが、今週明けの17日に前週末の決算内容をネガティブ視した売りを浴び、今度はマドを開けて下落、チャート面ではアイランドリバーサルを形成していた。きょうは改めて買い直される展開となった。
Chatwork<4448>=ストップ高。18日、ビジネスチャットの「Chatwork」について、ビジネスプランとエンタープライズプランの利用料金の改定を発表。業績へのポジティブな影響を期待した買いを集めたようだ。改定日は7月3日。1ユーザーごとの月額料金(税抜)を、ビジネスプランでは年間契約の場合、500円から700円(月間契約では600円から840円)に、エンタープライズプランでは800円から1200円(同960円から1440円)に値上げする。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
CSSホールディングス<2304>=上昇加速で年初来高値更新。18日の取引終了後、子会社の音響特機が米LEA Professional(エルイーエープロフェッショナル)の日本国内における輸入代理店業務を開始したと発表した。製品群の拡充による業績押し上げ効果を期待した買いが入ったようだ。LEA Professionalは、米インディアナ州を拠点とするスタートアップ企業で、IoTを活用するプロフェッショナル・パワーアンプを手掛けている。遠隔コントロールが可能で、メンテナンスやトラブル対応のストレス軽減を実現するという。
メタリアル<6182>=大幅高。18日の取引終了後、同社との協業で、ロボットベンチャーのドーナッツ ロボティクス(東京都港区)がチャットGPTを高齢者向けにチューニングし、見守りロボットに搭載すると発表した。これが株価の支援材料となったようだ。羽田空港で実験を行った受付ロボット「cinnamon」にチャットGPTを搭載。高齢者が抱える孤独感の解消と、生活の質の向上につなげる。高齢者との実験を経て、ロボットの量産化を検討する予定としている。
セルシード<7776>=続急騰。600円近辺を横に走る25日移動平均線とのマイナスカイ離解消に向けた動きで大勢トレンド転換を示唆している。東京女子医大発のバイオベンチャーで医療用細胞シートの開発を手掛け、食道の機能再生をはじめ再生医療関連の有力株としてマーケットの注目度が高い。温度応答性細胞培養器材製品が米食品医薬品局(FDA)のメディカルデバイスマスターファイル登録などが材料視された経緯があるが、需給先行のモメンタム相場が続いており、今月に入って信用規制解除を絡め再び投資資金攻勢の思惑が浮上している。
ティアンドエス<4055>=大幅続伸で2000円台復帰。最先端半導体工場向けにシステム開発や運用・保守などを行っており、人工知能(AI)領域へも積極展開を図っている。18日取引終了後、画像認識AIアルゴリズムが国内大手精密機器メーカー製の外観検査装置に採用されたことを発表しており、これを材料視する買いを呼び込む格好となった。同社の株価は3月27日にマドを開けて上放れたが、今週明けの17日に前週末の決算内容をネガティブ視した売りを浴び、今度はマドを開けて下落、チャート面ではアイランドリバーサルを形成していた。きょうは改めて買い直される展開となった。
Chatwork<4448>=ストップ高。18日、ビジネスチャットの「Chatwork」について、ビジネスプランとエンタープライズプランの利用料金の改定を発表。業績へのポジティブな影響を期待した買いを集めたようだ。改定日は7月3日。1ユーザーごとの月額料金(税抜)を、ビジネスプランでは年間契約の場合、500円から700円(月間契約では600円から840円)に、エンタープライズプランでは800円から1200円(同960円から1440円)に値上げする。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS