大成建が軟調、前期業績の計画下振れ見込みを嫌気
大成建設<1801>が軟調。17日の取引終了後、23年3月期の連結業績に関し、最終利益が計画の670億円から471億円(前の期比34.1%減)に下振れる見込みだと発表しており、嫌気されたようだ。
国内の土木・建築事業において、売り上げに計上する予定だった工事が想定通り受注に至らなかった。売上高はこれまでの予想の1兆7700億円を下回り、1兆6420億円(同6.4%増)で着地したようだとしている。
利益面では建設物価の上昇や、工事損失引当金の計上、手持ち工事の利益率低下も響いた。また、札幌支店が施工中の「(仮称)札幌北1西5計画」で発生した鉄骨建方等の精度不良に関する是正工事関連費用として、工事原価が約240億円増加する見込みとなったという。
出所:MINKABU PRESS
国内の土木・建築事業において、売り上げに計上する予定だった工事が想定通り受注に至らなかった。売上高はこれまでの予想の1兆7700億円を下回り、1兆6420億円(同6.4%増)で着地したようだとしている。
利益面では建設物価の上昇や、工事損失引当金の計上、手持ち工事の利益率低下も響いた。また、札幌支店が施工中の「(仮称)札幌北1西5計画」で発生した鉄骨建方等の精度不良に関する是正工事関連費用として、工事原価が約240億円増加する見込みとなったという。
出所:MINKABU PRESS