貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3479 ティーケーピー

東証G
1,253円
前日比
+5
+0.40%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
9.5 1.22 11.17
時価総額 531億円
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<動意株・14日>(大引け)=ispace、TKP、ウォンテッドなど(その1)

 ispace<9348>=物色人気集中でストップ高。同社は12日に東証グロース市場に新規上場しており、この日で上場3日目。初の宇宙ベンチャー企業のIPOとして高い関心を集めている。上場初日は寄り付かず、翌2日目に公開価格254円の3.9倍となる1000円で初値をつけた。同日の終値は1201円だった。この日も買い人気は続き、ストップ高の1501円まで値を上げた。商いも膨らんでいる。月への物資輸送サービスをはじめとした月面開発事業を手掛けている。22年12月に着陸船の打ち上げに成功しており、更に成功すれば民間企業として世界初となる月面着陸を計画。最短で26日にも月着陸に挑戦する予定であり、その結果が注目を集めている。ただ、同社の業績は赤字基調が続いており、今後の株価見通しには強弱観も対立している。

 ティーケーピー<3479>=活況高。13日の取引終了後、23年2月期の連結決算発表にあわせ、24年2月期の業績予想を開示した。営業利益は前期比51.0%増の54億円、最終損益は67億円の黒字(前期は49億3600万円の赤字)を見込む。また新たな中期経営計画も公表。26年2月期に売上高575億円、営業利益94億円、経常利益91億円とする目標を掲げた。今後の成長を期待した買いを集めたようだ。前期はシェアオフィス「リージャス」の売却に伴い、特別損失を計上していた。今期の売上高は前期比28.1%減の363億円を計画するが、経済活動の正常化を背景に、貸会議室事業や宿泊事業の需要が回復すると想定する。中期計画では貸会議室市場の再拡大を見込んだ施策などを通じ、コロナ禍前の成長トレンドへの回帰を図る方針を示している。

 ウォンテッドリー<3991>=大幅反発。同社は13日取引終了後、23年8月期第2四半期累計(22年9月~23年2月)の連結決算を発表。営業利益が前年同期比66.0%増の7億9300万円となったことが好感されているようだ。営業収益は同10.0%増の23億9600万円で着地。ビジネスSNSプラットフォーム「Wantedly」が順調に成長しており、2月末時点の登録企業ユーザー数は3万8000社、登録個人ユーザー数は369万人に達している。なお、通期業績予想については営業収益49億5000万円(前期比10.1%増)、営業利益15億5000万円(同23.8%増)とする従来見通しを据え置いている。

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