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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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4245 ダイキアクシス

東証S
719円
前日比
-2
-0.28%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
23.8 1.00 3.34 53.67
時価総額 98.3億円
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ダイキアクシス Research Memo(2):事業を通じて世界の環境を守り持続可能な社会と未来を創造する(1)


■ダイキアクシス<4245>の会社概要及び事業内容

1. 会社概要
同社グループは、地球環境を守りながら、未来を良い方向に変える「環境を守る。未来を変える。」を使命とし、 “PROTECT×CHANGE”をコーポレートスローガンに定めている。水を軸(AXIS)として培ってきたノウハウとグループ内の複合事業による相乗効果を駆使することで、人と自然に優しい未来創造のソリューションを提供する「環境創造開発型企業」として発展を続ける。「事業活動」と「企業活動」の両面を通じて持続可能な環境と社会づくりに貢献することで、社員の生活向上及び社会の発展に貢献することを経営理念とする。ESGを意識した経営を推進することで、堅実な企業基盤を築く。

同社のESG経営は6つのSDGsの達成に寄与する。ESG経営のE(環境=Environment)では社業を通じた環境改善の推進を図っており、SDGsの「6」(安全な水とトイレを世界中に)、「7」(エネルギーをみんなに そしてクリーンに)、「12」(つくる責任 つかう責任)、「13」(気候変動に具体的な対策を)を網羅する。S(社会=Social)とG(ガバナンス=Governance)では、「5」(ジェンダー平等を実現しよう)、「8」(働きがいも経済成長も)をカバーする。

ESG経営の発展を支えるため、財務では資金調達にグリーンボンドの発行とサステナビリティファイナンス(新株予約権・バックアップローン)を活用している。2020年2月末に10年債のグリーンボンド30億円を発行した。また2020年8月に、環境・社会貢献に資するプロジェクトに充当する資金の調達手段となるサステナビリティファイナンスとして、サステナビリティ新株予約権の発行とサステナビリティローン21億円の契約締結を行った。行使期間は3年となるが、株価によっては調達額が当初想定した21億円に満たない場合に備えて、バックアップローンも設定した。

同社は2013年12月に東京証券取引所(以下、東証)市場第2部の化学セクターに新規上場し、翌年12月に第1部に指定替えとなった。2022年4月からの東証の市場新区分では、グローバルな投資家との建設的な対話を中心に据えた企業向けとされるプライム市場へ移行した。「水」に関連した事業を軸として、世界の環境を守り持続可能な社会と未来を創造するため海外展開も積極的に行う姿勢からも、同市場区分を選択するにふさわしいと弊社は考えている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)

《SI》

 提供:フィスコ

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