貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3543 コメダホールディングス

東証P
2,847円
前日比
+7
+0.25%
PTS
2,843.6円
09:04 11/25
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
20.5 2.95 1.90 1.63
時価総額 1,317億円
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<動意株・13日>(大引け)=シルバエッグ、コメダ、TSIHDなど(その1)

 シルバーエッグ・テクノロジー<3961>=急速に切り返す。朝方に968円まで押し目を形成した後、急速に買い戻され、前日比10.9%高の1118円まで上値を伸ばす場面があった。同社は人工知能(AI)を活用してサイト上で消費者にお薦め商品を表示するマーケティング支援ソフトの開発・提供を行っている。米オープンAIの「Chat(チャット)GPT」が世界的に話題となるなか、東京市場でも対話型AIをテーマに関連株物色の動きが活発化している。同社も同関連の一角として3月下旬に1393円まで急騰する場面があった。その後は調整局面に移行したが、目先売り一巡感から投資資金が再攻勢に動いた。前日に、日々公表の解除日となり、規制解除による買いやすさから追随買いを誘っているもようだ。

 コメダホールディングス<3543>=急速人気で上場来高値更新。12日の取引終了後、23年2月期の連結決算発表にあわせ、24年2月期の業績予想を開示した。売上収益は前期比12.3%増の425億円、最終利益は同8.3%増の58億7700万円を見込む。また、取得総数46万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.00%)、取得総額10億円を上限とする自社株買いを実施する。これらを好感した買いが集まり、株高に弾みがついた。自社株の取得期間は4月17日から8月31日まで。中期経営計画を踏まえた施策の実施により、収益拡大を目指す方針。年間配当予想は前期比1円増配の53円とした。同時に、21年4月に公表した26年2月期を最終年度とする中期経営計画の上方修正も発表。1株利益(EPS)の年平均成長率の目標をこれまでの10%以上から13%以上に、最終年度のROIC(投下資本利益率)の目標を10%以上から11.5%以上に引き上げた。

 TSIホールディングス<3608>=大幅高で年初来高値が射程入り。同社は婦人向けを主力とするアパレル大手で、東京スタイルとサンエーの経営統合によって設立された。足もとの業績は客足の回復が顕著となるなか会社側の想定を上回って推移している。12日取引終了後に発表した24年2月期の業績予想は売上高が前期比5%増の1620億円、営業利益は前期比倍増となる47億円を予想している。また、株主還元の強化に積極的で、年間配当は前期が従来計画に3円上乗せした10円とし、今期は更に5円増配の15円を計画している。これを好感する形で投資資金が集中する格好となった。

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