新興市場銘柄ダイジェスト:シリコンスタ、ボードルアがストップ高
<4379> フォトシンス 361 +24
一時ストップ高。自社が提供する「Akerun入退室管理システム」とソフトバンク<9434>の働き方支援アプリケーション「WorkOffice+」が連携したと発表している。利用者や来訪者は、Akerunが設置された会議室を予約した際、WorkOffice+で発行されたQRコードを使って会議室を解錠することができるようになる。ビルやオフィスの管理者は、自社で管理する会議室のセキュリティを向上できるなどとしている。
<3907> シリコンスタ 1737 +300
ストップ高で年初来高値更新。ディー・エヌ・エー<2432>からの委託を受け、EV転換シミュレーター「FACTEV(ファクティブ)」の開発に協力したと発表している。同シミュレーターは、EV普及のボトルネックとされていた実用航続距離を車両データを取得せずに簡単にシミュレーションすることが可能。また、走行地域の道路特性や気象情報などの情報を分析に用い、用途に合った候補EVを選定して実用性能や導入効果をデータで提供するとしている。
<3300> アンビDX 707 +8
大幅に3日続伸。GameFiプラットフォーム事業を展開するシンガポールのDEA社と資本業務提携すると発表している。DEA社の主力事業であるGameFiプラットフォーム「PlayMining」は100カ国以上に展開しており、ユーザー数は270万人を超えるという。今回の提携により、NFT(非代替性トークン)の提供やGameFiプラットフォームとアンビションDXホールディングスの入居者サービスの連動など新しいサービスや提供方法を検討するとしている。
<4444> インフォネット 1702 +34
大幅に5日続伸。自社が提供するGoogle Analytics4連携型Webサイトアクセス分析ツール「MEGLASS finder(メグラスファインダー)」の累計導入サイトが100サイトを突破したと発表している。Googleが提供するユニバーサルアナリティクスの処理は7月1日で停止され、Google Analytics4への移行が必要となる。MEGLASS finderは、専門的な知識がなくてもGoogle Analytics4のデータを用いたWebサイトアクセス分析が可能という。
<4413> ボードルア 4875 +700
ストップ高で上場来高値更新。24年2月期の営業利益予想を前期比30.2%増の12.70億円と発表している。専門人材・高度専門人材割合の増加でエンタープライズ顧客や先端技術分野の拡大を図る。同時に発表した23年2月期の営業利益は9.75億円で着地した。説明資料によると、前期比43.5%増。エンタープライズ顧客の拡大と深耕、先端技術分野への注力が奏功し、利益率が改善して会社計画(8.75億円)を上回った。
<5127> グッピーズ 3305 +503
ストップ高。23年8月期の営業利益予想を従来の5.20億円から6.03億円(前期実績4.70億円)に上方修正している。主力の人材サービス事業の求人閲覧数が増加したため。第2四半期累計(22年9月-23年2月)の営業利益は4.58億円で着地した。説明資料によると、前年同期比94.2%増。医療・介護・福祉業界に特化した求人サイト「GUPPY」で歯科職種向け求人広告が堅調に推移し、大幅増益に貢献した。
《ST》
提供:フィスコ