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ダウ先物は小幅高 明日の米CPIや大手銀決算などイベント待ち=米国株

米株価指数先物(6月限)(NY時間08:51)
ダウ先物 33765(+14.00 +0.04%)
S&P500 4139.00(+2.75 +0.07%)
ナスダック100先物 13152.00(-6.00 -0.05%)

 米株価指数先物市場でダウ先物は小幅高で推移している。前日の米株式市場は先週の米雇用統計を受けて、下げて始まったものの後半にかけて切り返す展開となっていた。米雇用統計がFRBの5月FOMCでの利上げを正当化する内容となったことが株式市場を一時的に圧迫していたようだ。

 ただ、全体的には様子見気分が強く、次の展開をうかがう雰囲気となっている。目先は明日の米消費者物価指数(CPI)や今週末の米大手銀を皮切りに始まる1-3月期の決算への反応待ちといったところのようだ。そのような中、本日の米株式市場も前日同様に方向感のない展開となる可能性もありそうだ。

 明日の米CPIが高インフレの粘着性を示唆するようであれば、FRBが否定している年内利下げ期待が後退し、利上げを停止したとしても、しばらく高金利の状態が継続されるとの観測が市場に高まりそうだ。株式市場にとってはネガティブな内容。

 また、1-3月期の決算については、パンデミック以来の最悪の決算になるとの予想もある。週末の大手銀に関しては、銀行問題の影響と景気の先行き不透明感に対して、どのようなコメントを発してくるか注目される。

 市場からは「今回の米CPIは重要な数字で、FRBが利上げに踏み切るかどうかを決定するデータの1つだ。市場にとっての大きなリスクは、このデータがFRBのシナリオを打ち砕き、IT・ハイテク株や金融株が打撃を受けることだろう」といった声が聞かれる。

 また、「ファンド勢は、経済指標や企業業績の悪化が予想される中で、市場の軌道修正を予想して、米国株に対する弱気な投資を再開している」といった声も出ている。前日発表の米商品先物取引委員会(CFTC)のデータでは、投機筋のS&P500株価指数Eミニ先物の売り越しは4日時点で2011年11月以来最大の弱気ポジションとなっていた。

米消費者物価指数(3月)12日21:30
予想 0.3% 前回 0.4%(前月比)
予想 5.2% 前回 6.0%(前年比) 
予想 0.4% 前回 0.5%(コア・前月比)
予想 5.6% 前回 5.5%(コア・前年比)

(NY時間09:01) 時間外
アップル<AAPL> 161.80(-0.23 -0.14%)
マイクロソフト<MSFT> 284.30(-5.09 -1.76%)
アマゾン・ドット・コム<AMZN> 100.99(-1.18 -1.15%)
アルファベット<GOOG> 106.68(-0.27 -0.25%)
テスラ<TSLA> 186.35(+1.84 +1.00%)
メタ・プラットフォームズ<META> 215.33(+0.58 +0.27%)
AMD<AMD> 95.90(+0.42 +0.44%)
エヌビディア<NVDA> 276.30(+0.51 +0.18%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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