東洋証券など証券株が高い、鈴木金融相の会見受け低PBRセクターに関心が向かう
東洋証券<8614>が一時7%を超す上昇。丸三証券<8613>や東海東京フィナンシャル・ホールディングス<8616>、アイザワ証券グループ<8708>など証券株が堅調に推移している。この日、鈴木俊一金融担当大臣が閣議後の記者会見で、日本企業のPBR(株価純資産倍率)が低い現状について継続的な改革が必要との認識を示し、月内にもアクションプログラムを策定する意向を明らかにしたと伝わった。
3月に岡三証券グループ<8609>が新たな株主還元方針として、中期経営計画の期間中にPBRが1倍を超えるまで年10億円以上の自己株式取得を実施すると発表し、同社株が急騰した経緯もあり、会見を受けPBRが1倍を下回る銘柄の多い証券セクターに短期資金が流入したようだ。
出所:MINKABU PRESS
3月に岡三証券グループ<8609>が新たな株主還元方針として、中期経営計画の期間中にPBRが1倍を超えるまで年10億円以上の自己株式取得を実施すると発表し、同社株が急騰した経緯もあり、会見を受けPBRが1倍を下回る銘柄の多い証券セクターに短期資金が流入したようだ。
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