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話題株ピックアップ【昼刊】:象印、霞ヶ関C、アステラス

■象印マホービン <7965>  1,692円  +100 円 (+6.3%)  11:30現在  東証プライム 上昇率5位
 象印マホービン<7965>が反発し、年初来高値を更新した。同社は3日取引終了後、23年11月期第1四半期(22年11月21日~23年2月20日)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比11.4%減の35億2500万円となったが、通期計画39億円に対する進捗率が90%超に達していることが買い手掛かりとなっているようだ。売上高は同2.4%増の271億2800万円で着地した。調理家電製品は前年を下回ったものの、リビング製品や生活家電製品は順調に推移。利益面では原価や販管費の増加が重荷となった。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。

■霞ヶ関キャピタル <3498>  4,230円  +240 円 (+6.0%)  11:30現在
 霞ヶ関キャピタル<3498>は急伸している。物流施設を主力にアパートメントホテルなどにも展開するほか、再生エネルギーの電源開発も手掛けている。eコマース市場拡大に伴う宅配取扱個数の増加で物流施設需要が好調に推移しており、足もとの業績には追い風が吹いている。同社が3日取引終了後に発表した23年8月期上期(22年9月~23年2月)の決算は、売上高が前年同期比56%増の164億8900万円、営業利益が同3.2倍の14億3800万円と大幅な伸びを示した。これを好感する形で投資資金が集中している。

■大栄環境 <9336>  1,845円  +77 円 (+4.4%)  11:30現在  東証プライム 上昇率9位
 大栄環境<9336>が続伸。SMBC日興証券が3日付で投資評価を最上位の「1」、目標株価を2300円で新規にカバレッジを開始したことが材料視されている。同証券では、大栄環境を循環産業のリーディングカンパニーとし、能力増強と公民連携案件で長期オーガニック成長が可能と予想。

■萩原電気HD <7467>  3,420円  +100 円 (+3.0%)  11:30現在
 萩原電気ホールディングス<7467>が大幅反発している。3日の取引終了後、集計中の23年3月期連結業績について、営業利益を53億5000万円から64億5000万円(前の期比48.1%増)へ、純利益を36億円から45億5000万円(同58.2%増)へ上振れ、あわせて期末配当予想を65円から95円へ引き上げたことが好感されている。為替変動や自動車生産台数の調整などの影響を受けて、売上高は1890億円から1878億円(同18.5%増)へ下振れたものの、比較的利益率の高い分野の売り上げの伸長や経費削減効果などが利益押し上げに貢献した。なお、年間配当は155円となる。同時に、SMBC日興証券を割当先とする第三者割当により、第3回新株予約権(行使価額修正条項付)を発行すると発表した。新株予約権の割当日は4月24日から26日までのいずれかの日で、発行総数は1万1000個(潜在株式数110万株)。潜在的な希薄化率は12.42%となる。調達資金約36億5698万円は、グローバルな安定供給体制構築に必要な一定の在庫確保に伴う運転資金に当てるとしている。

■アステラス製薬 <4503>  1,919円  +40.5 円 (+2.2%)  11:30現在
 アステラス製薬<4503>が反発している。この日、抗体─薬物複合体の「パドセブ」とPD─1阻害剤「キイトルーダ」の併用療法に関し、局所進行性または転移性尿路上皮がんで、シスプラチン不適応の患者における1次治療として米食品医薬品局(FDA)より迅速承認を受けたと発表した。これを材料視した買いが入ったようだ。検証試験である「EV─302試験」において臨床的な有効性が確認されることが継続的な承認の条件という。業績への影響については、4月27日に開示予定の24年3月期の業績予想で示すとしている。

■ワークマン <7564>  5,660円  +90 円 (+1.6%)  11:30現在
 ワークマン<7564>が反発している。3日の取引終了後に発表した3月度の月次売上高速報で、既存店売上高が前年同月比4.2%増と3カ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感されている。気温が上昇したことで、長袖Tシャツやレディースなど春夏衣料を中心に好調な販売となった。また、新商品や新色を展開したアスレシューズやアウトドアシューズも売り上げ増加に貢献した。なお、全店売上高は同9.8%増だった。

■王将フードサービス <9936>  6,090円  +50 円 (+0.8%)  11:30現在
 王将フードサービス<9936>が続伸している。午前10時ごろに発表した3月の月次売上高速報で、直営既存店売上高が前年同月比12.5%増となり、3月として過去最高売上だった前年を大幅に上回る増収となったことが好感されている。価格改定効果もあり客単価が同3.0%増となったほか、2月25日にテレビ番組で紹介された影響もあり、客数が同9.2%増となったことが寄与した。

■東京エレクトロン <8035>  15,835円  +125 円 (+0.8%)  11:30現在
 東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>など売り買い交錯、半導体製造装置関連の主力銘柄は強弱観対立も底堅さを発揮している。前日の米国株市場では10年債利回りが一段と下落し終値ベースで3.41%台まで水準を切り下げたが、ハイテク系グロース株は売りに押される銘柄が多く、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も4日ぶりに反落した。東京市場でも足もとは米株市場の地合いに追随する形で同関連株は買い手控えムードが強い。一方、下値抵抗力も発揮している。半導体製造装置の主力どころでは、これまで相対的に強さを発揮していたのがアドバンテスト<6857>、SCREENホールディングス<7735>、ディスコ<6146>などで、25日移動平均線をサポートラインに上昇基調を維持できるか目先の値運びが注目される。

■INPEX <1605>  1,485円  +11 円 (+0.8%)  11:30現在
 INPEX<1605>や石油資源開発<1662>など石油関連株が続伸。石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどから構成する「OPECプラス」が2日に予想外の減産を発表したことを受けた買いが続いている。3日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の5月限が前日比4.75ドル高の1バレル=80.42ドルに上昇。これを受け、米株式市場で石油関連株が上昇した。INPEXの株価は連結PBRで0.5倍、配当利回り4%台の水準にあり割安感も指摘されている。

■ENECHANGE <4169>  1,343円  +4 円 (+0.3%)  11:30現在
 ENECHANGE<4169>が3日ぶりに反発している。3日の取引終了後、大手ビジネスホテルチェーン「ルートインホテルズ」に6キロワットのEV充電器を提供すると発表したことが好感されている。ルートインホテルズでは、14年ごろから駐車場を併設する店舗に積極的にEV普通充電器の導入を進めていたが、耐用年数を迎えた充電器もあることから、エネチェンジがルートインホテルズの全国214店舗でEV充電器の入れ替え工事を順次行うことになったという。提供する「EV充電エネチェンジ」は、それまでの3キロワット出力に比べて倍速充電が可能な6キロワット出力であるほか、日本最大級の充電ネットワークを提供するe-Mobility Powerネットワークの充電カード認証システムを搭載しているのが特徴。EV充電器のアップデートにより、ホテル側はルートインホテルズを愛用するEVドライバーに、より満足度の高いサービスを提供できるようになるとしている。

■コメリ <8218>  2,780円  +4 円 (+0.1%)  11:30現在
 コメリ<8218>はしっかり。3日の取引終了後に発表した3月度の月次状況で、既存店売上高が前年同月比1.3%増となり、3カ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感されている。マルチなどの農業資材や肥料、農薬、園芸用土、散水用品など園芸・農業用品、洗車用品、自転車などの販売が好調に推移したほか、プロ向けの消耗品やリフォームの受け付けも引き続き堅調だった。なお、全店売上高は同1.9%増だった。

■ネクステージ <3186>  2,547円  -243 円 (-8.7%)  11:30現在  東証プライム 下落率トップ
 ネクステージ<3186>は急反落。3日の取引終了後に発表した23年11月期第1四半期(22年12月~23年2月)の決算は、営業利益が前年同期比59.6%減の17億6900万円で着地した。通期で大幅な増益を見込んでいるだけに、これがネガティブサプライズとなる形で売りが出ているようだ。新車登録台数の回復に伴う中古車相場の下落により、台当たり利益が減少したことが響いた。売上高は同44.7%増の1179億37000万円と増収を確保した。なお、通期の増収増益見通しは据え置いている。

■しまむら <8227>  12,770円  -860 円 (-6.3%)  11:30現在  東証プライム 下落率4位
 しまむら<8227>が3日ぶりに急反落した。3日の取引終了後、23年2月期の連結決算発表にあわせ、24年2月期の業績予想を開示した。今期の営業利益は前期比2.4%増の545億7100万円の見通し。前期に続き過去最高益を更新する計画となったが、市場のコンセンサスを下回る水準となった。株価は前日に年初来高値を更新していたこともあって、利益確定売りを促す要因となったようだ。売上高は同3.1%増の6350億8800万円を見込む。年間配当は同10円増配の270円を予定。しまむら事業では16店舗の開店と14店舗の閉店を計画する。商品力と販売力の強化により既存店売上高を伸長する方針。一方、人件費や光熱費の増加、既存店の修繕費用などを業績予想に織り込んだ。

■KeePer技研 <6036>  4,790円  -310 円 (-6.1%)  11:30現在  東証プライム 下落率5位
 KeePer技研<6036>が大幅反落している。3日の取引終了後に発表したキーパーラボ運営事業の3月度の月次売上高で、既存店売上高は前年同月比15.0%増となった。増収基調は続いているものの、伸び率は2月の同27.1%増から鈍化しており、これが嫌気されているようだ。なお、キーパー製品など関連事業の売上高は同8.5%増だった。

■あさひ <3333>  1,325円  -29 円 (-2.1%)  11:30現在
 あさひ<3333>が冴えない。3日の取引終了後、23年2月期の単体決算の開示にあわせ、株主優待制度の廃止を発表し、嫌気されたようだ。今後は配当金による株主還元に集約するという。同時に24年2月期の単体業績と配当予想を公表した。売上高は前期比7.1%増の800億円、最終利益は同1.0%増の34億円を見込む。今期から中間と期末の年2回の配当(従来は年1回)に変更。年間配当は同17円増配の45円を予定する。新規出店数は15店舗とする計画。電動アシスト自転車の販売増などを見込む一方、デジタル・IT関連の設備投資が増加するとしている。26年2月期には売上高850億円、営業利益68億円とする目標を掲げる。

■インスペック <6656>  1,365円  +300 円 (+28.2%) ストップ高買い気配   11:30現在
 インスペック<6656>がストップ高の1365円水準でカイ気配となっている。3日の取引終了後、高性能フラットベッド型検査装置及びロールtoロール型検査装置の大型受注を獲得したと発表したことが好感されている。今回の受注では、同社の主力製品であるフラットベッド型検査装置をベースにした高性能半導体パッケージ基板用AI機能付両面(表・裏)全自動検査装置と、ロールtoロール型検査装置を各複数台受注した。受注総額は9億円を超えるとしており、24年4月期以降の納入を予定している。なお、23年4月期業績への影響はないとしている。

●ストップ高銘柄
 イメージ・マジック <7793>  1,449円  +300 円 (+26.1%) ストップ高   11:30現在
 ジャパンエン <6016>  1,585円  +300 円 (+23.4%) ストップ高   11:30現在
 Fusic <5256>  6,580円  +1,000 円 (+17.9%) ストップ高   11:30現在
 など、4銘柄

●ストップ安銘柄
 櫻護謨 <5189>  5,270円  -1,000 円 (-16.0%) ストップ安   11:30現在
 アジア開発キャピタル <9318>  1円  0 円 (0.0%) ストップ安売り気配   11:30現在
 以上、2銘柄

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