話題株ピックアップ【夕刊】(3):オリエンタルランド、東エレク、イーロジット
■オリエンタルランド <4661> 4,528円 +30 円 (+0.7%) 本日終値
オリエンタルランド<4661>やルネサスエレクトロニクス<6723>、日本航空<9201>が高い。今月3日に日経平均株価の定期入れ替えが発表され、OLCなど上記3社の新規採用が明らかになった。4月3日の算出から入れ替えるが、この日の引けにかけ日経平均の入れ替えに伴うリバランスの売買が見込まれており、その株価動向が関心を集めている。なお、除外は東洋紡<3101>、日本軽金属ホールディングス<5703>、東邦亜鉛<5707>の3銘柄。
■東京エレクトロン <8035> 16,040円 +10 円 (+0.1%) 本日終値
東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>など半導体製造装置関連や、車載用マイコン大手のルネサスエレクトロニクス<6723>、シリコンウエハー大手のSUMCO<3436>といった半導体関連株に総じて買いが優勢となった。前日の米国株市場ではインテル<INTC>をはじめ半導体関連株への買いが続き、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は続伸し今年に入ってからの高値圏に浮上した。半導体の在庫調整進展を背景とした市況回復への思惑が高まるなか、関連銘柄は強い動きを続けている。東京市場でも米国株市場の地合いを引き継ぐ形で、主力から中小型株まで幅広く買いが広がっている。
■JCRファーマ <4552> 1,413円 -119 円 (-7.8%) 本日終値 東証プライム 下落率3位
JCRファーマ<4552>が続急落した。30日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想の下方修正を発表した。売上高を450億円から342億円(前期比33.0%減)に、最終利益を103億円から38億円(同73.8%減)にそれぞれ見通しを引き下げており、嫌気されたようだ。ライソゾーム病開発品目であるJR-171、JR-441、JR-446について、今期中に契約締結には至らず、またライソゾーム病治療薬以外の分野でも契約が締結に至らなかったことで、契約金収入が計画に対し未達となった。なお同社は、神経変性疾患を対象疾患とし、独自のJ-Brain Cargo技術を適用した非公開の治療薬候補物質の共同研究、選択権およびライセンス契約を、アレクシオン・アストラゼネカ・レアディジーズと締結したとも発表している。
■三洋化成工業 <4471> 4,270円 -110 円 (-2.5%) 本日終値
三洋化成工業<4471>は続落。30日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想の下方修正を発表した。売上高の見通しは1840億円から1750億円(前期比7.7%増)、最終利益の見通しは90億円から50億円(同25.4%減)に引き下げた。最終利益は増益予想から一転して減益の見込みとなり、嫌気されたようだ。自動車メーカーの生産調整が続き、自動車業界向けの販売不振が長期化したほか、世界景気の減速懸念を背景に同社の製品全般で需要が減少したという。為替差益の減少などの影響も業績予想に反映したとしている。
■アイビーシー <3920> 487円 +80 円 (+19.7%) ストップ高 本日終値
アイビーシー<3920>が急騰。同社はきょう午前11時40分ごろ、23年9月期通期の連結業績予想修正を発表。営業損益の見通しを従来の1億円の黒字から2億円の黒字(前期は4800万円の赤字)に引き上げたことが好感されたようだ。売上高予想も17億6500万円から19億円(前期比26.6%増)に上方修正。ネットワークシステム性能監視/情報管理ツール「System Answerシリーズ」の機能拡張を機とした既存顧客へのサポート強化などの施策や前期から実施していたパートナービジネスの強化が功を奏し、ライセンスの販売及びサービスの提供が大幅に増加していることが主な要因だとしている。
■イー・ロジット <9327> 628円 +100 円 (+18.9%) ストップ高 本日終値
イー・ロジット<9327>が続伸。この日、自社開発のWMS(倉庫管理システム)とコマースプラットフォーム「Shopify」の自動連携を可能にするアプリを 「Shopify」アプリストアで4月1日から提供すると発表しており、好材料視された。今回、WMSとの連携が可能になった「Shopify」は、コーディングなどの専門知識がなくともオンラインストアの構築や運営を可能にする、世界最大級のマルチチャネルコマースプラットフォーム。近年、同社のクライアントにも「Shopify」の利用が増加していることなどから、アプリの提供を開始するとしており、「Shopify」で制作したECサイトで受けた注文がイーロジットのWMSに自動で登録され、倉庫作業完了後、出荷状況および配送情報をストアへ反映するようになるとしている。
■くろがね工作所 <7997> 503円 +80 円 (+18.9%) ストップ高 本日終値
くろがね工作所<7997>がストップ高。30日の取引終了後、23年11月期の連結業績予想について、最終損益を6000万円の赤字から一転して12億1500万円の黒字(前期5億6600万円の赤字)へ上方修正したことが好感された。第4四半期決算において、固定資産売却益を計上する見通しとなったことが要因としている。
■FフォースG <7068> 671円 +100 円 (+17.5%) ストップ高 本日終値
フィードフォースグループ<7068>がストップ高。30日の取引終了後に発表した第3四半期累計(22年6月~23年2月)連結決算は、売上高29億100万円(前年同期比37.4%増)、営業利益6億8700万円(同3.5%減)と増収減益だったものの、12~2月期では営業利益は前年同期比38.3%増となっており、直近の業績改善を好感した買いが入ったようだ。前期に連結子会社化したシッピーノ、テープス、フラクタの貢献によりDX事業が大幅増収となったほか、デジタルマーケティング支援を行うプロフェッショナルサービス事業、データフィード管理やソーシャルログインシステムなどを提供するSaaS事業も伸長した。人件費も大幅に増加したが、各事業におけるコストコントロールが奏功し、四半期ベースで大幅増益となった。なお、23年5月期通期業績予想は、売上高39億700万円(前期比30.0%増)、営業利益9億4700万円(同1.9%増)の従来見通しを据え置いている。
■小倉クラッチ <6408> 3,060円 +447 円 (+17.1%) 一時ストップ高 本日終値
小倉クラッチ<6408>が急反発、昨年来高値を更新した。30日の取引終了後、保有する投資有価証券の一部を売却したのに伴い、23年3月期業績に投資有価証券売却益4億7300万円を特別利益として計上すると発表したことが好感された。なお、業績予想の修正については他の要因も含めて精査中としている。
■くふうカンパニー <4376> 426円 +54 円 (+14.5%) 本日終値
くふうカンパニー<4376>が急騰。30日の取引終了後、取得総数100万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.7%)、取得総数10億円を上限とする自社株買いを実施すると発表し、好感されたようだ。取得期間は4月3日から7月31日までで、東京証券取引所における市場買付けを通じ取得する。
●ストップ高銘柄
Arent <5254> 2,683円 +500 円 (+22.9%) ストップ高 本日終値
元旦ビューティ工業 <5935> 3,795円 +700 円 (+22.6%) ストップ高 本日終値
ノバシステム <5257> 2,820円 +500 円 (+21.6%) ストップ高 本日終値
ゼネテック <4492> 915円 +150 円 (+19.6%) ストップ高 本日終値
櫻護謨 <5189> 5,250円 +705 円 (+15.5%) ストップ高 本日終値
など、10銘柄
●ストップ安銘柄
アジア開発キャピタル <9318> 1円 0 円 (0.0%) ストップ安 本日終値
以上、1銘柄
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株探ニュース
オリエンタルランド<4661>やルネサスエレクトロニクス<6723>、日本航空<9201>が高い。今月3日に日経平均株価の定期入れ替えが発表され、OLCなど上記3社の新規採用が明らかになった。4月3日の算出から入れ替えるが、この日の引けにかけ日経平均の入れ替えに伴うリバランスの売買が見込まれており、その株価動向が関心を集めている。なお、除外は東洋紡<3101>、日本軽金属ホールディングス<5703>、東邦亜鉛<5707>の3銘柄。
■東京エレクトロン <8035> 16,040円 +10 円 (+0.1%) 本日終値
東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>など半導体製造装置関連や、車載用マイコン大手のルネサスエレクトロニクス<6723>、シリコンウエハー大手のSUMCO<3436>といった半導体関連株に総じて買いが優勢となった。前日の米国株市場ではインテル<INTC>をはじめ半導体関連株への買いが続き、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は続伸し今年に入ってからの高値圏に浮上した。半導体の在庫調整進展を背景とした市況回復への思惑が高まるなか、関連銘柄は強い動きを続けている。東京市場でも米国株市場の地合いを引き継ぐ形で、主力から中小型株まで幅広く買いが広がっている。
■JCRファーマ <4552> 1,413円 -119 円 (-7.8%) 本日終値 東証プライム 下落率3位
JCRファーマ<4552>が続急落した。30日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想の下方修正を発表した。売上高を450億円から342億円(前期比33.0%減)に、最終利益を103億円から38億円(同73.8%減)にそれぞれ見通しを引き下げており、嫌気されたようだ。ライソゾーム病開発品目であるJR-171、JR-441、JR-446について、今期中に契約締結には至らず、またライソゾーム病治療薬以外の分野でも契約が締結に至らなかったことで、契約金収入が計画に対し未達となった。なお同社は、神経変性疾患を対象疾患とし、独自のJ-Brain Cargo技術を適用した非公開の治療薬候補物質の共同研究、選択権およびライセンス契約を、アレクシオン・アストラゼネカ・レアディジーズと締結したとも発表している。
■三洋化成工業 <4471> 4,270円 -110 円 (-2.5%) 本日終値
三洋化成工業<4471>は続落。30日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想の下方修正を発表した。売上高の見通しは1840億円から1750億円(前期比7.7%増)、最終利益の見通しは90億円から50億円(同25.4%減)に引き下げた。最終利益は増益予想から一転して減益の見込みとなり、嫌気されたようだ。自動車メーカーの生産調整が続き、自動車業界向けの販売不振が長期化したほか、世界景気の減速懸念を背景に同社の製品全般で需要が減少したという。為替差益の減少などの影響も業績予想に反映したとしている。
■アイビーシー <3920> 487円 +80 円 (+19.7%) ストップ高 本日終値
アイビーシー<3920>が急騰。同社はきょう午前11時40分ごろ、23年9月期通期の連結業績予想修正を発表。営業損益の見通しを従来の1億円の黒字から2億円の黒字(前期は4800万円の赤字)に引き上げたことが好感されたようだ。売上高予想も17億6500万円から19億円(前期比26.6%増)に上方修正。ネットワークシステム性能監視/情報管理ツール「System Answerシリーズ」の機能拡張を機とした既存顧客へのサポート強化などの施策や前期から実施していたパートナービジネスの強化が功を奏し、ライセンスの販売及びサービスの提供が大幅に増加していることが主な要因だとしている。
■イー・ロジット <9327> 628円 +100 円 (+18.9%) ストップ高 本日終値
イー・ロジット<9327>が続伸。この日、自社開発のWMS(倉庫管理システム)とコマースプラットフォーム「Shopify」の自動連携を可能にするアプリを 「Shopify」アプリストアで4月1日から提供すると発表しており、好材料視された。今回、WMSとの連携が可能になった「Shopify」は、コーディングなどの専門知識がなくともオンラインストアの構築や運営を可能にする、世界最大級のマルチチャネルコマースプラットフォーム。近年、同社のクライアントにも「Shopify」の利用が増加していることなどから、アプリの提供を開始するとしており、「Shopify」で制作したECサイトで受けた注文がイーロジットのWMSに自動で登録され、倉庫作業完了後、出荷状況および配送情報をストアへ反映するようになるとしている。
■くろがね工作所 <7997> 503円 +80 円 (+18.9%) ストップ高 本日終値
くろがね工作所<7997>がストップ高。30日の取引終了後、23年11月期の連結業績予想について、最終損益を6000万円の赤字から一転して12億1500万円の黒字(前期5億6600万円の赤字)へ上方修正したことが好感された。第4四半期決算において、固定資産売却益を計上する見通しとなったことが要因としている。
■FフォースG <7068> 671円 +100 円 (+17.5%) ストップ高 本日終値
フィードフォースグループ<7068>がストップ高。30日の取引終了後に発表した第3四半期累計(22年6月~23年2月)連結決算は、売上高29億100万円(前年同期比37.4%増)、営業利益6億8700万円(同3.5%減)と増収減益だったものの、12~2月期では営業利益は前年同期比38.3%増となっており、直近の業績改善を好感した買いが入ったようだ。前期に連結子会社化したシッピーノ、テープス、フラクタの貢献によりDX事業が大幅増収となったほか、デジタルマーケティング支援を行うプロフェッショナルサービス事業、データフィード管理やソーシャルログインシステムなどを提供するSaaS事業も伸長した。人件費も大幅に増加したが、各事業におけるコストコントロールが奏功し、四半期ベースで大幅増益となった。なお、23年5月期通期業績予想は、売上高39億700万円(前期比30.0%増)、営業利益9億4700万円(同1.9%増)の従来見通しを据え置いている。
■小倉クラッチ <6408> 3,060円 +447 円 (+17.1%) 一時ストップ高 本日終値
小倉クラッチ<6408>が急反発、昨年来高値を更新した。30日の取引終了後、保有する投資有価証券の一部を売却したのに伴い、23年3月期業績に投資有価証券売却益4億7300万円を特別利益として計上すると発表したことが好感された。なお、業績予想の修正については他の要因も含めて精査中としている。
■くふうカンパニー <4376> 426円 +54 円 (+14.5%) 本日終値
くふうカンパニー<4376>が急騰。30日の取引終了後、取得総数100万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.7%)、取得総数10億円を上限とする自社株買いを実施すると発表し、好感されたようだ。取得期間は4月3日から7月31日までで、東京証券取引所における市場買付けを通じ取得する。
●ストップ高銘柄
Arent <5254> 2,683円 +500 円 (+22.9%) ストップ高 本日終値
元旦ビューティ工業 <5935> 3,795円 +700 円 (+22.6%) ストップ高 本日終値
ノバシステム <5257> 2,820円 +500 円 (+21.6%) ストップ高 本日終値
ゼネテック <4492> 915円 +150 円 (+19.6%) ストップ高 本日終値
櫻護謨 <5189> 5,250円 +705 円 (+15.5%) ストップ高 本日終値
など、10銘柄
●ストップ安銘柄
アジア開発キャピタル <9318> 1円 0 円 (0.0%) ストップ安 本日終値
以上、1銘柄
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