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0.25%ポイント利上げと据え置きの確率が一時逆転=米国株

NY株式15日(NY時間09:47)
ダウ平均   31713.28(-442.12 -1.39%)
ナスダック   11311.20(-116.95 -1.05%)
CME日経平均先物 26500(大証終比:-550 -2.09%)

 きょうのNY株式市場は戻り売りが強まっており、ダウ平均は大幅安で始まっている。取引開始直後に一時500ドル超下落する場面が見られた。

 SVBの破綻をきっかけに米国株はこの1週間で急速に下落したが、前日は米当局が積極的な対応を打ち出したこともあり、金融システム全体への波及は限定的との楽観論が広まった。

 急落していた米地銀株も買い戻しを強めていたが、市場の不安が完全に払しょくされたわけではない中、今度は経営難に陥っているスイスのクレディ・スイスへの懸念が重石になっている。

 同行の筆頭株主であるサウジ国立銀行のクダイリー会長が「追加の流動性支援の要請があってもこれ以上は支援を行うことは絶対にない」とインタビュイーで述べたことが不安感を引き越している。クレディ・スイスのCDSは深刻な懸念を示す水準に近づいている。他の欧州銀株にも売りが広まり、金融システムへの懸念が再燃しているようだ。

 これを受けて来週のFOMCへの見方に変化が見られており、短期金融市場では0.50%ポイントの利上げの可能性は完全に後退させているほか、一時0.25%ポイントが35%、据え置きが65%程度と確率を前日から逆転させる場面が見られた。ただ、現状は半々といったところ。

*CMEフェドウォッチ(NY時間09:37)
(3月22日FOMC)
据え置き:46.9%
0.25%利上げ:53.1%

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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