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ダウ先物は反発 冷静さを取り戻す 米CPIは利上げを正当化=米国株

米株価指数先物(6月限)(NY時間08:50)
ダウ先物 32325(+270.00 +0.84%)
S&P500 3928.50(+39.75 +1.02%)
ナスダック100先物 12172.25(+117.25 +0.97%)

 米株価指数先物市場でダウ先物は反発している。SVB<SIVB>、シグネチャー・バンク<SBNY>、そして、その前のシルバーゲート<SI>を含め、米中小金融3行が破綻したが、市場も落ち着きを取り戻している。

 預金保護の措置など米当局の対応も早かったためか、金融システム全体への、それこそパンデミックは回避されるのではとの楽観論も出ている。ファースト・リパブリック<FRC>など地銀株が反発しており、大手銀も買い戻されている。

 一方、株式市場にとっては怪我の功名か、米利上げ期待が後退している。日本時間21時半に発表された米CPIはインフレ圧力の持続を示し、サービスインフレも上昇が続いている。FRBのタカ派姿勢を裏付ける内容となっており、来週のFOMCでの利上げを正当化する内容。

 一部からは来週のFOMCで利上げを一旦停止するのではとの観測も出ていたが、今回のCPIからは、その観測は正当化されない。短期金融市場では0.50%ポイントの大幅利上げは完全に後退させているものの、0.25%ポイントの利上げ期待は高まっている。確率は90%程度で織り込んでおり、据え置きは10%程度に低下している。

 インフレに軸足を置いているFRBがターミナルレート(最終到達点)の見通しを変えたとはまだ思われないが、少なくともアプローチはこれまで以上に慎重になるのではとの期待もあるようだ。

(NY時間09:01)時間外
ファースト・リパブリック<FRC> 46.12(+14.91 +47.77%)
JPモルガン<JPM> 135.05(+3.80 +2.90%)
バンカメ<BAC> 30.25(+1.74 +6.10%)
シティグループ<C> 46.91(+2.17 +4.85%)
ウェルズ・ファーゴ<WFC> 40.15(+1.74 +4.53%)
ゴールドマン<GS> 325.00(+9.49 +3.01%)
モルガン・スタンレー<MS> 91.91(+3.92 +4.46%)

アップル<AAPL> 152.26(+1.79 +1.19%)
マイクロソフト<MSFT> 256.24(+2.32 +0.91%)
アマゾン・ドット・コム<AMZN> 93.81(+1.38 +1.49%)
アルファベット<GOOG> 92.92(+1.26 +1.37%)
テスラ<TSLA> 178.32(+3.84 +2.20%)
メタ・プラットフォームズ<META> 183.65(+2.75 +1.52%)
AMD<AMD> 83.38(+1.37 +1.67%)
エヌビディア<NVDA> 233.67(+4.01 +1.75%)

NY株式13日終値
ダウ平均   31819.14(-90.50 -0.28%)
S&P500    3855.76(-5.83 -0.15%)
ナスダック   11188.84(+49.95 +0.45%)
CME日経平均先物 27135(大証終比:-515 -1.91%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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