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【市況】【市場反応】米・2月CPI想定通り鈍化もコア前月比で予想外に拡大でドル乱高下

米ドル/円 <日足> 「株探」多機能チャートより

米2月消費者物価指数(CPI)は前月比+0.4%となった。伸びは1月+0.5%から予想通り鈍化。前年比でも+6.0%と、予想通り8カ月連続の伸び鈍化で21年9月来で最低の伸びとなった。

また変動の激しい燃料や食品を除いた2月CPIコア指数は前月比+0.5%と、予想外に1月+0.4%から伸びが拡大し、昨年9月来で最大の伸び。また、前年比+5.5%と、伸びは予想通り5カ月連続で伸びが鈍化し、21年12月来で最低の伸び。

米国債相場はまちまち。コアCPI前月比での予想外の伸び拡大で一時売りが強まったが、その後買い戻された。10年債利回りは3.6242%へ上昇後、3.57%へ低下。ドル・円も一時134円64銭まで上昇後、133円98銭へ反落。ユーロ・ドルは1.0700ドルへ下落後、1.0746ドルへ上昇した。ポンド・ドルは1.2146ドルへ下落後、1.2200ドルまで上昇した。



【経済指標】・米・2月消費者物価指数(CPI):前年比+6.0%(予想:+6.0%、1月:+6.4%)・米・2月消費者物価コア指数:前年比+5.5%(予想:+5.5%、1月:+5.6%)・米・2月消費者物価指数:前月比+0.4%(予想:+0.4%、1月:+0.5%)・米・2月消費者物価コア指数:前月比+0.5%(予想:+0.4%、1月:+0.4%)

《KY》

 提供:フィスコ

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