NY外為:ドル買い再開、金利上昇に転じる、米10年債入札低調で
米財務省は320億ドル規模の10年債入札を実施した。結果で最高落札利回りは3.985%で11月入札以来で最高。テイルはプラス2.7ベーシスポイント(BP)で、6カ月平均の1.3BPを上回った。応札倍率は2.35倍と、過去6回入札平均の2.41倍を下回り需要は低調。外国中銀や大手機関投資家を含む間接入札者の比率は62.29%と、過去6回入札平均の63.7%を下回った。
低調な入札結果を受けて米国債は再び下落に転じ、10年債利回りも上昇に転じた。ドル・円は136円48銭から137円20銭まで上昇した。
《KY》
提供:フィスコ