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東京株式(大引け)=17円安、米金利上昇を警戒も下値では押し目買い観測

 2日の東京株式市場は総じて模様眺めムードとなり、日経平均株価など主要指数は安く引けたが、押し目買いも活発で下げ幅は限定的だった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比17円66銭安の2万7498円87銭と3日ぶり小幅反落。プライム市場の売買高概算は11億1647万株、売買代金概算は2兆6817億円。値上がり銘柄数は759、対して値下がり銘柄数は989、変わらずは87銘柄だった。

 きょうの東京市場は引き続き方向感に欠ける展開で日経平均は狭いゾーンでのもみ合いとなった。前日の米国株市場では、FRBによる金融引き締め長期化への警戒感を背景に米10年債利回りが4%台まで上昇したが、NYダウは小高く引けるなど強さを発揮した。東京市場でも、米金利上昇への懸念は拭えないものの、物色意欲は旺盛で朝方は買いが優勢だった。その後はハイテク株などを中心に値を消しマイナス圏に沈んだものの、後場に入ると押し目買いで下げ渋った。バリュー株が底堅く、配当権利取り狙いの買いなどが日経平均やTOPIXの下値を支える格好となった。全体指数の下げ幅はわずかだったが、値下がり銘柄数は1000近くに及び、値上がり銘柄数を230ほど上回っている。

 個別では、レーザーテック<6920>が群を抜く商いをこなしながらも下値模索の動きを続けたほか、東京エレクトロン<8035>やディスコ<6146>もきょうは売りに押される展開となった。ローム<6963>が大きく売られ、ソシオネクスト<6526>も安い。花王<4452>も値を下げた。東洋炭素<5310>が急落したほか、JPホールディングス<2749>、三井松島ホールディングス<1518>などの下げも目立つ。セントラル硝子<4044>も下落した。

 半面、ファーストリテイリング<9983>が買い優勢だったほか、ソフトバンクグループ<9984>もしっかり。日本製鉄<5401>も頑強な値動きをみせ、三菱商事<8058>、住友金属鉱山<5713>なども堅調。安永<7271>は前日に続くストップ高で買い物を残した。大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>、東邦チタニウム<5727>が値を飛ばし、KeePer技研<6036>も大幅高。トレジャー・ファクトリー<3093>も高い。

出所:MINKABU PRESS

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