【投資部門別売買動向】信託銀が14週連続で売り越す一方、海外勢が2週連続で買い越す (2月第3週)
●信託銀が14週連続で売り越す一方、海外勢が2週連続で買い越す
東証が24日に発表した2月第3週(13日~17日)の投資部門別売買動向(現物)によると、米国の金融引き締めやインフレへの警戒感による米株安を受けて日経平均株価が前週末比157円安の2万7513円と6週ぶりに反落したこの週は、年金基金の売買動向を映すとされる信託銀行は14週連続で売り越した。売越額は1519億円と前週の1758億円から縮小した。個人投資家も2週連続で売り越し、売越額は688億円と前週の703億円から減少した。
一方、海外投資家が2週連続で買い越し、買越額は2331億円と前週の1864億円から拡大した。海外投資家は先物の投資部門別売買動向でも日経225先物、TOPIX先物、ミニ日経225先物、ミニTOPIX先物の合計で5週連続の買い越しとなった。買越額は1462億円と前週の4672億円から大幅に減少した。現物と先物の合算でも6週連続で買い越し、買越額は3794億円だった。自社株買いが中心とみられる事業法人は46週連続で買い越し、買越額は703億円だった。
日経平均が6週ぶりに反落する中、信託銀行が14週連続で売り越す一方、海外投資家が2週連続で買い越した。
■投資部門別売買代金差額 (2月13日~17日)
東証・名証2市場の内国普通株式市場の合計[総合証券ベース(全51社)]
※単位:億円(億円未満切り捨て) ▲は売り越し
海外投資家 信託銀行 個人合計 [ 現金 信用 ] 日経平均 ( 前週比 )
2月 ―――
第3週 2,331 ▲1,519 ▲688 [ ▲1,324 636 ] 27,513円 ( -157 円)
第2週 1,864 ▲1,758 ▲703 [ ▲1,482 778 ] 27,670円 ( +161 円)
第1週 ▲67 ▲1,739 683 [ ▲228 912 ] 27,509円 ( +126 円)
1月 ―――
第4週 3,037 ▲1,933 ▲3,991 [ ▲3,108 ▲882 ] 27,382円 ( +829 円)
第3週 987 ▲1,200 ▲128 [ ▲506 377 ] 26,553円 ( +434 円)
第2週 1,705 ▲1,196 ▲598 [ ▲812 214 ] 26,119円 ( +145 円)
第1週 ▲640 ▲50 2,410 [ 1,632 778 ] 25,973円 ( -120 円)
12月 ―――
第4週 1,782 ▲62 ▲307 [ ▲1,100 792 ] 26,094円 ( -140 円)
第3週 ▲2,418 ▲419 2,788 [ 1,178 1,610 ] 26,235円 ( -1291 円)
第2週 ▲164 ▲1,003 1,287 [ ▲662 1,950 ] 27,527円 ( -373 円)
第1週 ▲797 ▲1,477 568 [ 80 488 ] 27,901円 ( +123 円)
11月 ―――
第5週 ▲101 ▲3,628 5,245 [ 2,583 2,661 ] 27,777円 ( -505 円)
第4週 4,029 ▲200 ▲5,367 [ ▲4,806 ▲560 ] 28,283円 ( +383 円)
第3週 ▲169 ▲669 ▲185 [ ▲1,638 1,452 ] 27,899円 ( -363 円)
第2週 5,209 1,071 ▲6,504 [ ▲4,754 ▲1,749 ] 28,263円 ( +1063 円)
第1週 3,904 ▲98 ▲931 [ ▲1,503 571 ] 27,199円 ( +94 円)
10月 ―――
第4週 835 1,100 ▲1,041 [ ▲1,107 65 ] 27,105円 ( +214 円)
第3週 ▲4,930 1,330 1,482 [ 96 1,386 ] 26,890円 ( -200 円)
第2週 1,524 1,459 ▲136 [ ▲769 633 ] 27,090円 ( -25 円)
第1週 4,035 2,301 ▲4,544 [ ▲2,675 ▲1,869 ] 27,116円 ( +1178 円)
※「信託銀行」は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)など年金基金の売買動向を映すとされる部門。「個人・現金」は個人投資家による現物取引の売買動向、「個人・信用」は個人投資家による信用取引の売買動向。
※日銀が金融緩和策の一環として実施しているETF(上場投資信託)の買い入れは、ETFを組成する証券会社の自己売買部門を通じて買い入れているとみられる。
株探ニュース
東証が24日に発表した2月第3週(13日~17日)の投資部門別売買動向(現物)によると、米国の金融引き締めやインフレへの警戒感による米株安を受けて日経平均株価が前週末比157円安の2万7513円と6週ぶりに反落したこの週は、年金基金の売買動向を映すとされる信託銀行は14週連続で売り越した。売越額は1519億円と前週の1758億円から縮小した。個人投資家も2週連続で売り越し、売越額は688億円と前週の703億円から減少した。
一方、海外投資家が2週連続で買い越し、買越額は2331億円と前週の1864億円から拡大した。海外投資家は先物の投資部門別売買動向でも日経225先物、TOPIX先物、ミニ日経225先物、ミニTOPIX先物の合計で5週連続の買い越しとなった。買越額は1462億円と前週の4672億円から大幅に減少した。現物と先物の合算でも6週連続で買い越し、買越額は3794億円だった。自社株買いが中心とみられる事業法人は46週連続で買い越し、買越額は703億円だった。
日経平均が6週ぶりに反落する中、信託銀行が14週連続で売り越す一方、海外投資家が2週連続で買い越した。
■投資部門別売買代金差額 (2月13日~17日)
東証・名証2市場の内国普通株式市場の合計[総合証券ベース(全51社)]
※単位:億円(億円未満切り捨て) ▲は売り越し
海外投資家 信託銀行 個人合計 [ 現金 信用 ] 日経平均 ( 前週比 )
2月 ―――
第3週 2,331 ▲1,519 ▲688 [ ▲1,324 636 ] 27,513円 ( -157 円)
第2週 1,864 ▲1,758 ▲703 [ ▲1,482 778 ] 27,670円 ( +161 円)
第1週 ▲67 ▲1,739 683 [ ▲228 912 ] 27,509円 ( +126 円)
1月 ―――
第4週 3,037 ▲1,933 ▲3,991 [ ▲3,108 ▲882 ] 27,382円 ( +829 円)
第3週 987 ▲1,200 ▲128 [ ▲506 377 ] 26,553円 ( +434 円)
第2週 1,705 ▲1,196 ▲598 [ ▲812 214 ] 26,119円 ( +145 円)
第1週 ▲640 ▲50 2,410 [ 1,632 778 ] 25,973円 ( -120 円)
12月 ―――
第4週 1,782 ▲62 ▲307 [ ▲1,100 792 ] 26,094円 ( -140 円)
第3週 ▲2,418 ▲419 2,788 [ 1,178 1,610 ] 26,235円 ( -1291 円)
第2週 ▲164 ▲1,003 1,287 [ ▲662 1,950 ] 27,527円 ( -373 円)
第1週 ▲797 ▲1,477 568 [ 80 488 ] 27,901円 ( +123 円)
11月 ―――
第5週 ▲101 ▲3,628 5,245 [ 2,583 2,661 ] 27,777円 ( -505 円)
第4週 4,029 ▲200 ▲5,367 [ ▲4,806 ▲560 ] 28,283円 ( +383 円)
第3週 ▲169 ▲669 ▲185 [ ▲1,638 1,452 ] 27,899円 ( -363 円)
第2週 5,209 1,071 ▲6,504 [ ▲4,754 ▲1,749 ] 28,263円 ( +1063 円)
第1週 3,904 ▲98 ▲931 [ ▲1,503 571 ] 27,199円 ( +94 円)
10月 ―――
第4週 835 1,100 ▲1,041 [ ▲1,107 65 ] 27,105円 ( +214 円)
第3週 ▲4,930 1,330 1,482 [ 96 1,386 ] 26,890円 ( -200 円)
第2週 1,524 1,459 ▲136 [ ▲769 633 ] 27,090円 ( -25 円)
第1週 4,035 2,301 ▲4,544 [ ▲2,675 ▲1,869 ] 27,116円 ( +1178 円)
※「信託銀行」は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)など年金基金の売買動向を映すとされる部門。「個人・現金」は個人投資家による現物取引の売買動向、「個人・信用」は個人投資家による信用取引の売買動向。
※日銀が金融緩和策の一環として実施しているETF(上場投資信託)の買い入れは、ETFを組成する証券会社の自己売買部門を通じて買い入れているとみられる。
株探ニュース