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東京株式(大引け)=368円安、米株急落を受けリスク回避目的の売りがかさむ

 22日の東京株式市場は前日の米株大幅安を受けて幅広い銘柄に売り圧力が表面化し、日経平均は2万7000円トビ台まで水準を切り下げる場面があった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比368円78銭安の2万7104円32銭と大幅続落。プライム市場の売買高概算は12億199万株、売買代金概算は2兆8131億円。値上がり銘柄数は375、対して値下がり銘柄数は1393、変わらずは69銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前日の米国株市場でNYダウやナスダック総合株価指数などが大幅下落した流れを引き継ぎ、幅広い銘柄にリスク回避目的の売りが広がった。日経平均は一時400円を超える下げをみせる場面もあった。米国では発表された経済指標が想定を上回る強い数字であったことを受け、米長期金利が大幅に上昇し、これを受けてハイテク株や景気敏感株などが大きく下値を試す展開を強いられた。東京市場でも高PERのグロース(成長)株を中心に向かい風の強い展開となった。ただ、為替の円安などを追い風に、後場に入ると押し目買いなどでやや下げ渋った。値下がり銘柄数は1400近くに及び、プライム市場全体の76%を占めた。なお、売買代金は2兆8000億円台で、SQ算出日だった2月10日以来の高水準となっている。

 個別では、レーザーテック<6920>が軟調、東京エレクトロン<8035>も値を下げるなど半導体製造装置の主力銘柄が軟調、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが利益確定売りに押され、ゆうちょ銀行<7182>も大きく水準を切り下げた。ファーストリテイリング<9983>も安い。リクルートホールディングス<6098>が下値を探り、キーエンス<6861>も軟調。ギフティ<4449>、マキタ<6586>は大幅下落した。東京ガス<9531>、T&Dホールディングス<8795>の下げも目立つ。

 半面、日本郵船<9101>など海運株が強い動き、第一三共<4568>も商いを伴い上昇した。レアジョブ<6096>が大幅高、オーバル<7727>、オーイズミ<6428>なども値を飛ばした。安田倉庫<9324>、エフテック<7212>、ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884>なども大きく上値を伸ばした。

出所:MINKABU PRESS

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