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東京株式(前引け)=小反落、手掛かり材料難で方向性を欠く

 21日前引けの日経平均株価は前営業日比12円44銭安の2万7519円50銭と小幅反落。前場のプライム市場の売買高概算は5億159万株、売買代金概算は1兆1280億円。値上がり銘柄数は1134、対して値下がり銘柄数は603、変わらずは99銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、方向感の定まらない展開で朝方に日経平均株価は下値を模索する動きとなったが、その後は急速に値を戻す展開で結局前引けは小幅マイナス圏で着地する展開となった。前日の米国株市場がプレジデントデーの祝日に伴う休場であったことから手掛かり材料難が意識され、模様眺めムードに。先物主導で不安定な値動きながら、比較的狭いゾーンでの往来に終始した。個別ではプライム市場全体の6割強の銘柄が上昇している。

 個別ではレーザーテック<6920>が軟調、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも売りに押された。ファーストリテイリング<9983>も安い。ツバキ・ナカシマ<6464>は急落した。半面、日本郵船<9101>がしっかり、三菱商事<8058>も高い。武田薬品工業<4502>が買い優勢。大黒天物産<2791>が急騰したほか、三菱製紙<3864>も値を飛ばした。ホシデン<6804>も物色人気。

出所:MINKABU PRESS

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