日経平均は57円安、寄り後はやや軟調

日経平均は57円安（9時5分現在）。今日の東京株式市場は売りが先行した。先週末の米株式市場でダウ平均は上昇したが、ナスダック総合指数が0.58％、フィラデルフィア半導体株指数（SOX指数）が1.62％、それぞれ下落したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=134円30銭台と先週末17日15時頃に比べ40銭ほど円高・ドル安方向に振れていることが東京市場で輸出関連株などの買い手控え要因となった。一方、先週末の米株式市場でダウ平均が反発したことが東京市場の株価の支えとなった。また、先週末17日の日経平均は下落したものの、節目として意識される27500円を下回った水準では押し目買いが見られたことから、相場の下値は堅いとの指摘もあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均はやや軟調に推移している。

《SK》

　提供：フィスコ