話題株ピックアップ【夕刊】(2):EDP、エムスリー、東エレク
■グローリー <6457> 2,651円 +4 円 (+0.2%) 本日終値
グローリー<6457>が6日続伸。岩井コスモ証券は16日、同社株の投資判断「A」を継続するとともに、目標株価を2450円から3000円に引き上げた。同社は7日に23年3月期連結最終損益の予想を85億円の赤字から45億円の赤字(前期は65億900万円の黒字)に上方修正した。半導体不足の緩和などが要因とされた。ただ同証券では、調達の動向などは不透明なため保守的な修正になっていると指摘。更に24年3月期は改刷特需に加え、スマート遊技機向けの特需も見込め大きな業績回復が望める、とみている。具体的には23年3月期の最終損益は37億円の赤字で、24年3月期は130億円の黒字に転換すると予想している。
■イーディーピー <7794> 13,130円 -2,870 円 (-17.9%) 本日終値
イーディーピー<7794>が急落。16日の取引終了後、大株主のコーンズテクノロジーによる株式売却の実行について通知を受けたと発表した。市場では株式需給の悪化を懸念した売り注文が膨らんでいるようだ。売却株式数は発行済み株式総数の8.19%に相当する21万5000株で、売却実行日は2月16日。売却方法は、SMBC日興証券を通じたブロックトレードによる売却とした。
■アクシージア <4936> 1,330円 -60 円 (-4.3%) 本日終値
アクシージア<4936>が急反落。この日から東証グロースから同プライムへ市場区分変更がされているが、同時に売り出しの受渡日を迎えており、投資家からの売りが出たようだ。売り出し価格は1235円で決まっている。
■エムスリー <2413> 3,348円 -95 円 (-2.8%) 本日終値
エムスリー<2413>が3日続落。昨年6月につけた3380円を下回り安値更新となった。医療関連サービス需要の高まりを背景に業績拡大を続け、コロナ特需も追い風に22年3月期には過去最高業績を達成。好業績を追い風に株価を大きく上昇させ、2021年ごろにかけて投資家人気を急速に集めた経緯がある。ただ、その後は人気化の反動が出て冴えない値動きに。2月3日に発表した22年4~12月期決算は、増収・最終減益で着地した。本業の成長は引き続き堅調に推移しているものの、前年にグループ会社上場に伴う一過性の利益があった影響が出た。足もと下値模索の展開が続いている。
■東京エレクトロン <8035> 46,190円 -800 円 (-1.7%) 本日終値
東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>など半導体製造装置関連株が売り優勢の展開となっている。前日の米国株市場では、1月の卸売物価指数(PPI)が事前コンセンサスを上回る強い内容であったことで、金融引き締め長期化への思惑が高まり米長期金利が一時3.87%まで上昇、これを受けてハイテク系グロース株には見送りムードが強まった。そのなか、アプライド・マテリアルズ<AMAT>やエヌビディア<NVDA>など半導体主力株に売りが目立ち、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は終値ベースで2.5%安に売られている。東京市場でも半導体関連株は目先利益確定の売りに押される展開を余儀なくされている。
■東京都競馬 <9672> 3,700円 -20 円 (-0.5%) 本日終値
東京都競馬<9672>は3日続落。岩井コスモ証券は16日、同社株の投資判断を「A」から「B+」に引き下げた。目標株価は5200円から4200円に見直した。同社の株価は今期予想連結PERが12倍台と割安感があるが、地方競馬インターネット投票システム「SPAT4」関連の費用増加により23年12月期の連結純利益は前期比13.6%減の81億1000万円と減益予想にあることが短期的に同社株の上値を抑える可能性があるとみている。
■オーミケンシ <3111> 382円 +80 円 (+26.5%) ストップ高 本日終値
オーミケンシ<3111>がストップ高。同社などが特許を出願した「カーボンナノチューブ含有セルロース繊維およびその製造方法」の登録情報が伝わっている。2020年8月に、パンクをしても一定の距離を走行できるタイヤ向けの新素材を同社が開発したと報じられ、株価が急騰した経緯があった。今回の特許はこの新素材に関連しているとの思惑が広がる格好となり、実用化に伴う業績拡大を期待した投資家の買いを集めたようだ。
■ダイワ通信 <7116> 1,680円 +300 円 (+21.7%) ストップ高 本日終値
ダイワ通信<7116>は切り返し急。この日朝方、AI(人工知能)顔認証端末を活用した登園通知システム「FACE FOUR CONNECT(フェイスフォーコネクト)」をリリースしたと発表。これを材料視した買いが入った。同システムは、登園した園児が認証端末に顔をかざすことで端末が園児の登園を認証し、LINEアプリ(園の公式アカウント)を利用して保護者に登園確認のメッセージを自動通知するというもの。機器の提供から設置、保守サービスまで一貫した導入サービスを提供する予定。3月1日から注文の受け付けを始める。
■アドウェイズ <2489> 647円 +100 円 (+18.3%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率トップ
アドウェイズ<2489>がストップ高。16日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を570万株(発行済み株数の13.57%)、または20億円としており、取得期間は2月17日から7月31日まで。株主還元及び経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することが目的という。
■買取王国 <3181> 1,870円 +275 円 (+17.2%) 一時ストップ高 本日終値
買取王国<3181>が続急伸し一時ストップ高。16日の取引終了後、23年2月期の単独業績予想について、売上高を55億7000万円から58億2000万円(前期比17.6%増)へ、営業利益を2億6700万円から3億8000万円(同94.9%増)へ、純利益を1億7900万円から2億6500万円(同2.2倍)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を14円から16円へ引き上げたことが好感された。活発なリュース市場に合わせてさまざまな取り組みを進めた結果、22年7月、10月及び23年1月の売上高が創業以来、それぞれの月の最高売上高の記録を更新するなど好調に推移したことが要因としている。
株探ニュース
グローリー<6457>が6日続伸。岩井コスモ証券は16日、同社株の投資判断「A」を継続するとともに、目標株価を2450円から3000円に引き上げた。同社は7日に23年3月期連結最終損益の予想を85億円の赤字から45億円の赤字(前期は65億900万円の黒字)に上方修正した。半導体不足の緩和などが要因とされた。ただ同証券では、調達の動向などは不透明なため保守的な修正になっていると指摘。更に24年3月期は改刷特需に加え、スマート遊技機向けの特需も見込め大きな業績回復が望める、とみている。具体的には23年3月期の最終損益は37億円の赤字で、24年3月期は130億円の黒字に転換すると予想している。
■イーディーピー <7794> 13,130円 -2,870 円 (-17.9%) 本日終値
イーディーピー<7794>が急落。16日の取引終了後、大株主のコーンズテクノロジーによる株式売却の実行について通知を受けたと発表した。市場では株式需給の悪化を懸念した売り注文が膨らんでいるようだ。売却株式数は発行済み株式総数の8.19%に相当する21万5000株で、売却実行日は2月16日。売却方法は、SMBC日興証券を通じたブロックトレードによる売却とした。
■アクシージア <4936> 1,330円 -60 円 (-4.3%) 本日終値
アクシージア<4936>が急反落。この日から東証グロースから同プライムへ市場区分変更がされているが、同時に売り出しの受渡日を迎えており、投資家からの売りが出たようだ。売り出し価格は1235円で決まっている。
■エムスリー <2413> 3,348円 -95 円 (-2.8%) 本日終値
エムスリー<2413>が3日続落。昨年6月につけた3380円を下回り安値更新となった。医療関連サービス需要の高まりを背景に業績拡大を続け、コロナ特需も追い風に22年3月期には過去最高業績を達成。好業績を追い風に株価を大きく上昇させ、2021年ごろにかけて投資家人気を急速に集めた経緯がある。ただ、その後は人気化の反動が出て冴えない値動きに。2月3日に発表した22年4~12月期決算は、増収・最終減益で着地した。本業の成長は引き続き堅調に推移しているものの、前年にグループ会社上場に伴う一過性の利益があった影響が出た。足もと下値模索の展開が続いている。
■東京エレクトロン <8035> 46,190円 -800 円 (-1.7%) 本日終値
東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>など半導体製造装置関連株が売り優勢の展開となっている。前日の米国株市場では、1月の卸売物価指数(PPI)が事前コンセンサスを上回る強い内容であったことで、金融引き締め長期化への思惑が高まり米長期金利が一時3.87%まで上昇、これを受けてハイテク系グロース株には見送りムードが強まった。そのなか、アプライド・マテリアルズ<AMAT>やエヌビディア<NVDA>など半導体主力株に売りが目立ち、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は終値ベースで2.5%安に売られている。東京市場でも半導体関連株は目先利益確定の売りに押される展開を余儀なくされている。
■東京都競馬 <9672> 3,700円 -20 円 (-0.5%) 本日終値
東京都競馬<9672>は3日続落。岩井コスモ証券は16日、同社株の投資判断を「A」から「B+」に引き下げた。目標株価は5200円から4200円に見直した。同社の株価は今期予想連結PERが12倍台と割安感があるが、地方競馬インターネット投票システム「SPAT4」関連の費用増加により23年12月期の連結純利益は前期比13.6%減の81億1000万円と減益予想にあることが短期的に同社株の上値を抑える可能性があるとみている。
■オーミケンシ <3111> 382円 +80 円 (+26.5%) ストップ高 本日終値
オーミケンシ<3111>がストップ高。同社などが特許を出願した「カーボンナノチューブ含有セルロース繊維およびその製造方法」の登録情報が伝わっている。2020年8月に、パンクをしても一定の距離を走行できるタイヤ向けの新素材を同社が開発したと報じられ、株価が急騰した経緯があった。今回の特許はこの新素材に関連しているとの思惑が広がる格好となり、実用化に伴う業績拡大を期待した投資家の買いを集めたようだ。
■ダイワ通信 <7116> 1,680円 +300 円 (+21.7%) ストップ高 本日終値
ダイワ通信<7116>は切り返し急。この日朝方、AI(人工知能)顔認証端末を活用した登園通知システム「FACE FOUR CONNECT(フェイスフォーコネクト)」をリリースしたと発表。これを材料視した買いが入った。同システムは、登園した園児が認証端末に顔をかざすことで端末が園児の登園を認証し、LINEアプリ(園の公式アカウント)を利用して保護者に登園確認のメッセージを自動通知するというもの。機器の提供から設置、保守サービスまで一貫した導入サービスを提供する予定。3月1日から注文の受け付けを始める。
■アドウェイズ <2489> 647円 +100 円 (+18.3%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率トップ
アドウェイズ<2489>がストップ高。16日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を570万株(発行済み株数の13.57%)、または20億円としており、取得期間は2月17日から7月31日まで。株主還元及び経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することが目的という。
■買取王国 <3181> 1,870円 +275 円 (+17.2%) 一時ストップ高 本日終値
買取王国<3181>が続急伸し一時ストップ高。16日の取引終了後、23年2月期の単独業績予想について、売上高を55億7000万円から58億2000万円(前期比17.6%増)へ、営業利益を2億6700万円から3億8000万円(同94.9%増)へ、純利益を1億7900万円から2億6500万円(同2.2倍)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を14円から16円へ引き上げたことが好感された。活発なリュース市場に合わせてさまざまな取り組みを進めた結果、22年7月、10月及び23年1月の売上高が創業以来、それぞれの月の最高売上高の記録を更新するなど好調に推移したことが要因としている。
株探ニュース