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欧米為替見通し:ドル・円は上げ渋りか、米引き締め長期化に期待も年初来高値を意識


16日の欧米外為市場では、ドル・円は上げ渋る展開を予想する。強い米経済指標を受け、連邦準備制度理事会(FRB)当局者の引き締め長期化を期待したドル買い地合いが続く見通し。ただ、年初来高値が意識され、134円台は売りに押される可能性もあろう。

前日発表された米経済指標のうち小売売上高は予想を大きく上回り、NY連銀製造業景気指数は前回の大幅悪化から持ち直しを示した。それを受け金融引き締め長期化への思惑から米10年債利回り上昇を手がかりにドル買いに振れ、ユーロ・ドルは1.0660ドル台に軟化、ドル・円は134円30銭台に浮上。本日アジア市場は米金利の失速でドル買いは後退したが、ドル・円は日米金利差が意識され133円台で下げ渋る展開となった。

この後の海外市場は引き続き米経済指標が材料視される。今晩の生産者物価指数(PPI)が堅調なら、インフレ鎮静化の見方は後退する見通し。フィラデルフィア連銀製造業景気指数が改善すれば、FRBの引き締め長期化の方針を後押ししよう。金融当局者からはタカ派的なスタンスが改めて示され、金利高・ドル高の基調は維持されそうだ。ただ、ドル・円は年初来高値の134円77銭が意識され、高値圏では売り圧力が強まるとみる。

【今日の欧米市場の予定】
・18:00 欧州中央銀行(ECB)経済報告
・22:30 米・1月生産者物価指数(前月比予想:+0.4%、12月:-0.4%)
・22:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:20.0万件、前回:19.6万件)
・22:30 米・2月フィラデルフィア連銀製造業景況指数(予想:-7.5、1月:-8.9)
・22:30 米・1月住宅着工件数(予想:135.5万戸、12月:138.2万戸)
・22:30 米・1月住宅建設許可件数(予想:135.0万戸、12月:133.7万戸)
・22:45 メスター米クリーブランド連銀総裁講演
・03:30 ブラード米セントルイス連銀総裁討論会参加(米国経済と金融政策)
・06:00 クック米FRB理事あいさつ(ブルッキングス研究所主催会合)
・08:15 メスター米クリーブランド連銀総裁討論会参加(経済見通し)

《CS》

 提供:フィスコ

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