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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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2670 エービーシー・マート

東証P
3,044.0円
前日比
+7.0
+0.23%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
17.4 2.10 2.17 7.68
時価総額 7,538億円
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<注目銘柄>=ABCマート、中国人需要の本格回復に期待

 エービーシー・マート<2670>は、昨年12月30日につけた昨年来高値7540円をピークに調整しているが、足もとの販売好調から23年2月期業績の上方修正及び来期増益の可能性が高く、好業績を背景に再騰展開へと向かいそうだ。

 1月11日に発表した第3四半期累計(22年3~11月)決算は、連結営業利益が289億9100万円(前年同期比46.1%増)となり、通期計画に対する進捗率は84%になった。外出需要の高まりに加えて、デジタルコマースの活用やグランドステージと複合業態店舗の拡大などの施策が奏功。既存店売上高が22年3月以降前年実績を上回って推移していることも業績を押し上げた。

 今後はコロナ禍収束に伴い、中国人需要の本格回復が期待できる点に注目。コロナ禍前は免税売り上げが国内事業の1割弱程度、中国人観光客比率の高い韓国事業が2割弱を占めていたが、いずれも本格回復には至っていない。これらが今後、本格回復に向かえば業績へのインパクトも大きいだろう。また、競合他社が閉店を進めるなか、同社のシェアが高まっていることなども考慮すると、今・来期の業績見通しは強気で見ても良い。調査機関の中には、会社側の23年2月期営業利益345億円(前期比25.7%増)予想に対して400億円前後、24年2月期は同440億円前後を見込むところもある。(仁)

出所:MINKABU PRESS

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