ブランディングテクノロジー---3Q増収、全てのセグメントの売上高が増加
ブランディングテクノロジー<7067>は10日、2023年3月期第3四半期(22年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比7.7%増の38.64億円、営業利益が同10.2%増の0.89億円、経常利益が同13.8%増の0.91億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同11.6%減の0.57億円となった。
ブランド事業の売上高は前年同期比0.6%増の10.86億円、セグメント利益は同20.4%減の1.95億円となった。当第3四半期累計期間においては、業界別ノウハウの強化、同社とのシナジーを生む企業との業務提携や提携先企業との共催セミナー開催等に注力してきたが、主に顧客都合によって受注から納品までのリードタイムがやや長期化する傾向があった。また、当第3四半期においては、「ブランドとデジタルで医療に関わる“ひと”の成長を支える」をミッションとして掲げるシンフォニカルを会社分割によって設立しているが、一時的な設立関連費用が発生している。
デジタルマーケティング事業の売上高は同10.7%増の26.56億円、セグメント利益は同30.8%増の2.00億円となった。第3四半期累計期間においては前期同様、オンラインでの営業活動等による効率化を図り、顧客へのサービス拡充に注力してきた。
オフショア関連事業の売上高は同10.5%増の1.21億円、セグメント利益は同65.0%減の0.07億円となった。当第3四半期累計期間においては、連結子会社であるアザナのオウンドメディア及びネット広告を中心に販売が増加したが、VIETRY CO.,LTDにおいて売上原価、販売費及び一般管理費が増加している。
2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比6.3%増の52.50億円、営業利益が同42.3%増の1.58億円、経常利益が同41.2%増の1.54億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同26.8%増の1.04億円とする期初計画を据え置いている。
《SI》
提供:フィスコ