セレコーポレーション Research Memo(9):平均配当性向30%を基準に安定的な配当を維持
■株主還元策
セレコーポレーション<5078>は、株主価値の最大化を経営における重要課題の1つとして認識し、利益及びキャッシュ・フローの状況、将来の事業展開等を総合的に勘案し、中長期的な成長投資に資本を投下し、1株当たりの利益増大による株主価値の向上を株主還元に関する基本方針を掲げている。2023年2月期は、安定的かつ持続的な株主還元方針の下、前期と同額の1株当たり80.0円の配当を予想している。同社は平均配当性向30%を基準として業績に連動した利益還元を行い、前期の配当額と比較し安定的な配当の維持に努める方針である。なお、2022年2月期の配当性向については、中国子会社の譲渡に伴う特別利益の計上により1株当たり当期純利益が大幅に増加したため、一時的に低下した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 欠田耀介)
《SI》
提供:フィスコ