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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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7266 今仙電機製作所

東証S
495円
前日比
-7
-1.39%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
7.7 0.21 3.03 110
時価総額 116億円
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<動意株・9日>(大引け)=テクノスJ、トラスコ中山、サンウェルズなど

 テクノスジャパン<3666>=上昇基調鮮明で新値街道復帰。企業向けのデジタルトランスフォーメーション(DX)コンサルティングを主要業務とし、ERP(統合基幹システム)、CRM(顧客管理システム)に加え、企業と企業を結ぶデータ基盤プラットフォームでサプライチェーン効率化を実現するCBP(注文決済サービス)に注力、これらを駆使して顧客企業の経営デジタル化推進を担う。人工知能(AI)やビッグデータの活用支援で業界を先駆しており、中期成長期待が強い。業績面でも足もと注目場面にある。23年3月期営業利益は前期比5%増の12億円と過去最高更新を見込むが、22年4~12月期時点で11億2400万円(前年同期比17%増)を達成している。更に、10~12月期でみると営業利益は前年同期実績から5割以上の増益を果たすなど伸びが加速していることもあって、通期計画の一段の上振れ期待も高まっている。

 トラスコ中山<9830>=後場急伸。この日、22年12月期の連結決算発表にあわせ、23年12月期の業績予想を開示した。売上高は前期比7.6%増の2650億9000万円、最終利益は同2.8%増の109億2000万円を見込む。更に、年間配当予想は前期比1円50銭増配の41円50銭を計画。増益と増配の見通しを示したことを評価した買いが入ったようだ。ファクトリー関連とeビジネス関連の売上高の更なる増加を見込む。ホームセンター関連では売り場の改善提案などを進め、主要得意先の商品納入権の獲得を目指すほか、EC事業者を対象とする商品データ提供の加速により海外向けの売上高の増加も目指す。

 サンウェルズ<9229>=上昇加速で上場来高値を更新。8日の取引終了後に23年3月期第3四半期累計(22年4~12月)の単体決算を発表した。売上高は前年同期比63.8%増の96億9700万円、最終利益は同9.1倍の5億300万円と、大幅な増収増益となり、好感されたようだ。パーキンソン病専門施設「PDハウス」の開設が順調に進み、4~12月期の売上高と利益はともに同社の予算と比較してプラスで着地したという。

 エコモット<3987>=切り返し急でストップ高。8日の取引終了後、北海道電力<9509>とともに、集合住宅におけるEV(電気自動車)充電スタンドの普及促進を目指すサービスの提供を始めると発表し、材料視されたようだ。新サービス「ユアスタンド」は、現地調査から管理組合への提案、設置工事、専用アプリによる運用サポートまで、ワンストップで提供するもの。札幌市をサービスエリアとする。

 今仙電機製作所<7266>=マド開け急伸で新高値に肉薄。シート部品を主力とする自動車部品メーカーだが、サプライチェーン問題や原料コスト上昇などで業績面で苦戦を強いられていたものの、足もと改善傾向を示している。8日取引終了後に発表した23年3月期第3四半期(22年4~12月期)の経常利益は前年同期比10%増の6億2800万円と2ケタ伸長を達成し、通期計画の6億2000万円を上回った。これが株価を強く刺激する形となった。収益面で厳しい環境を強いられているとはいえ、財務状態は強固で15円配当を継続しており、PBRが0.3倍前後という超割安圏に放置されていることで注目度が高まっている。

 UEX<9888>=物色人気で値を飛ばす。ステンレスに特化した鉄鋼商社で機械装置の製造・販売も手掛けるが、半導体関連向けなどの需要を取り込み好調な収益環境を享受している。足もと業績面ではステンレス鋼市況が高値圏で推移していることを背景に、販売価格も想定を上回ったことで収益が押し上げられている。そうしたなか、8日取引終了後に23年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の30億~35億円から42億円(前期比98%増)に大幅増額しており、これを評価する買いを呼び込んだ。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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