三菱重が後場に売られる、10~12月期の大幅最終減益を嫌気
三菱重工業<7011>が後場に売られた。午後1時30分に、23年3月期第3四半期累計(22年4~12月)の連結決算を発表。最終利益は前年同期比32.8%増の664億4100万円だった。ただし10~12月期では大幅な最終減益となっており、直近の業況を嫌気した売りが優勢となったようだ。
4~12月期の売上収益は同11.1%増の2兆9380億4600万円だった。エナジーと物流・冷熱・ドライブシステム、航空・防衛・宇宙の3セグメントが増収となった。円安や価格適正化の取り組みも奏功した半面、欧州拠点の構造改革や海外工事案件などで一時費用の引き当てを実施し、利益の押し下げ要因となった。
更に、三菱重は子会社の三菱航空機によるリージョナルジェット機「三菱スペースジェット(MSJ)」の開発活動を中止することとしたと発表した。
出所:MINKABU PRESS
4~12月期の売上収益は同11.1%増の2兆9380億4600万円だった。エナジーと物流・冷熱・ドライブシステム、航空・防衛・宇宙の3セグメントが増収となった。円安や価格適正化の取り組みも奏功した半面、欧州拠点の構造改革や海外工事案件などで一時費用の引き当てを実施し、利益の押し下げ要因となった。
更に、三菱重は子会社の三菱航空機によるリージョナルジェット機「三菱スペースジェット(MSJ)」の開発活動を中止することとしたと発表した。
出所:MINKABU PRESS