サスメド---ACP用プログラム医療機器の臨床試験において患者登録が完了
サスメド<4263>は、6日、国立研究開発法人国立がん研究センターと2021年9月から進めていたACP用プログラム医療機器の臨床試験について試験参加登録数が予定人数に達し、患者登録を完了したことを発表。
ACPとは、人生の最終段階における治療や療養についてあらかじめ考え、患者やその家族と医療者の間で繰り返し話し合い共有する自発的な取り組みのこと。ACPの実施によって早期に緩和ケアに取り組んだ結果、予後の改善やQOLの改善といった効果が実証されており、アメリカや台湾では医療保険の適用対象としてACPが実施されている。
今後、不適切な治療の中止と患者自身の不安・抑うつ症状の改善を目指して、ACP用プログラム医療機器の製品化を進めていく方針だ。
《YI》
提供:フィスコ