大ガスは大幅続伸、政策保有株の売却で今期最終益予想を上方修正
大阪ガス<9532>は大幅続伸した。6日の取引終了後、23年3月期第3四半期累計(22年4~12月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。最終利益の見通しを360億円(前期比72.4%減)に見直した。これまでの予想の290億円から上振れする見通しとなったことを好感した買いが集まったようだ。
売上高の見通しは2兆2500億円から2兆2750億円(同43.0%増)に小幅に上方修正した。原料費調整制度をもとにしたガス販売単価の上昇が売上高を押し上げる。政策保有株式の売却による特別利益の計上もあって、最終利益予想を増額した。フリーポートLNGプロジェクトでの火災に関する費用と損失の拡大を見込むものの、長期契約LNGの競争力向上や、タイムラグによる減益の縮小などが補って、営業利益と経常利益の見通しは据え置いた。
出所:MINKABU PRESS
売上高の見通しは2兆2500億円から2兆2750億円(同43.0%増)に小幅に上方修正した。原料費調整制度をもとにしたガス販売単価の上昇が売上高を押し上げる。政策保有株式の売却による特別利益の計上もあって、最終利益予想を増額した。フリーポートLNGプロジェクトでの火災に関する費用と損失の拡大を見込むものの、長期契約LNGの競争力向上や、タイムラグによる減益の縮小などが補って、営業利益と経常利益の見通しは据え置いた。
出所:MINKABU PRESS