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東京株式(大引け)=184円高、雇用統計後の米株軟調も円安を好感し4日続伸

 6日の東京株式市場は、前週末の米国株市場でNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに下落したものの、外国為替市場で急速に円安が進んだことで、これを手掛かり材料に買いが優勢だった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比184円19銭高の2万7693円65銭と4日続伸。プライム市場の売買高概算は13億1554万株、売買代金概算は3兆174億円。値上がり銘柄数は1223、対して値下がり銘柄数は540、変わらずは73銘柄だった。

 きょうの東京市場は、朝方からリスク選好ムードの強い地合いで日経平均株価は2万7000円台後半で強調展開となった。朝方に2万7800円台をつけた後は上げ幅を縮小したものの、前引けにかけて再び買い直された。前日の米国株市場では、1月の米雇用統計が強い内容であったことを受け、金融引き締めが長期化するとの思惑でNYダウなど主要株価指数が軟調な展開となった。しかし、東京市場では足もとでドル高・円安が急速に進んだことがポジティブ材料に。米長期金利が急上昇する一方、国内では次期日銀総裁人事で雨宮正佳副総裁に打診があったとの報道が、円安誘導の材料となった。ただ、後場に入ると戻り売りに押される展開となり、引け際にこの日の安値をつけるなど、やや不安定な値動きもみせた。売買代金は活発で前週末に続き3兆円台に乗せた。

 個別では、三菱商事<8058>が高水準の売買代金をこなし大幅高となったほか、ファーストリテイリング<9983>も2000円を超える上昇をみせた。トヨタ自動車<7203>など自動車株が強く、日本郵船<9101>、川崎汽船<9107>など海運株高い。デンソー<6902>も買われた。アイ・アールジャパンホールディングス<6035>が大幅高、オーバル<7727>、三光合成<7888>などが出来高を膨らませ値を飛ばした。日本セラミック<6929>、イリソ電子工業<6908>も高い。

 半面、レーザーテック<6920>が冴えず、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>など半導体製造装置関連は売りに押された。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも軟調。エーザイ<4523>も値を下げた。チャーム・ケア・コーポレーション<6062>、カチタス<8919>が急落、ウシオ電機<6925>、クロスキャット<2307>なども大幅安。

出所:MINKABU PRESS

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