外為サマリー:129円台前半で膠着、7カ月ぶり安値後は下げ渋るも戻り限定的
13日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=129円17銭前後と前日の午後5時時点に比べて2円40銭強のドル安・円高となっている。
12日に発表された22年12月の米消費者物価指数(CPI)の伸び率が前月から縮小したことで、米連邦準備理事会(FRB)が利上げペースを緩めるとの見方が強まった。日銀が金融緩和策を再び修正するとの思惑が根強いこともドル売り・円買いにつながり、ドル円相場は午前9時20分過ぎに一時128円64銭と約7カ月ぶりの水準をつけた。その後はやや下げ渋る動きとなったが、日本の長期金利の上昇から円買いが出やすく戻りは限定的。新たな取引材料に乏しいこともあり、午後に入ると129円台前半で膠着状態となった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0837ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0070ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=139円98銭前後と同1円60銭強のユーロ安・円高で推移している。
出所:MINKABU PRESS
12日に発表された22年12月の米消費者物価指数(CPI)の伸び率が前月から縮小したことで、米連邦準備理事会(FRB)が利上げペースを緩めるとの見方が強まった。日銀が金融緩和策を再び修正するとの思惑が根強いこともドル売り・円買いにつながり、ドル円相場は午前9時20分過ぎに一時128円64銭と約7カ月ぶりの水準をつけた。その後はやや下げ渋る動きとなったが、日本の長期金利の上昇から円買いが出やすく戻りは限定的。新たな取引材料に乏しいこともあり、午後に入ると129円台前半で膠着状態となった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0837ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0070ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=139円98銭前後と同1円60銭強のユーロ安・円高で推移している。
出所:MINKABU PRESS