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株価指数先物【引け後コメント】 10月安値とのW底形成に期待しつつ、2万5500円~2万6000円のレンジを想定


大阪3月限
日経225先物 25610 -380 (-1.46%)
TOPIX先物 1861.0 -25.0 (-1.32)

 日経225先物(3月限)は前日比380円安の2万5610円で取引を終了。寄り付きは2万5740円とシカゴ日経平均先物清算値(2万5780円)にサヤ寄せする格好で、売り先行で始まった。現物の寄り付き直前に2万5840円まで下げ幅を縮めたが、その直後に2万5630円まで売られた。売り一巡後は2万5680円~2万5780円辺りの狭いレンジで推移。取引終盤にかけては持ち高調整の売りが優勢となり、2万5610円と本日の安値で取引を終えた。

 日経225先物は米国市場の下落を引き継ぐ形から売り先行で始まり、売り一巡後は2万5700円近辺でこう着。ただし、為替市場では円相場が1ドル=130円半ばで推移し、日銀の政策修正への思惑から円高に振れていることが相場の重荷となった。指数インパクトの大きい値がさハイテク株などの弱い値動きが日経平均を押し下げた反面、金融セクターが買われたためTOPIX型優位の動きだった。

 NT倍率は先物中心限月で13.76倍に低下した。前場には一時13.72倍まで下げる場面も見られたが、ヘッジを考慮した短期的なスプレッド狙いのトレードといったところであろう。積極的には仕掛けづらく、基本的にはNTショートに向かわせやすいトレンド形成である。そのため、リバウンド局面では、その後の低下を想定したNTショートのポジションを短期的には組成する動きもみられそうだ。

 なお、4日の米国では12月のISM製造業景況指数、昨年12月に開催した米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が発表される。発表を受けた米国市場の動向に振らされることになろうが、米国市場で底堅い値動きを見せたとしても、円高基調が強まる局面ではリスク回避に向かいやすいだろう。

 目先は昨年10月安値とのダブルボトム形成を期待しつつ、オプション権利行使価格の2万5500円~2万6000円のレンジを想定。早期に2万6000円を回復できないと、徐々にレンジを切り下げてくる可能性がありそうだ。なお、ボリンジャーバンドの-2σに沿った調整を見せているが、-2σは2万5360円辺りまで切り下がってきている。

 手口面では、日経225先物はゴールドマンが1360枚、野村が920枚程度の売り越しに対して、ドイツが1090枚、ソジェンが820枚、三菱UFJが760枚程度の買い越しだった。TOPIX先物はゴールドマンが6680枚、BofAが1000枚、モルガンSが670枚程度の売り越しに対して、JPモルガンが3620枚、ソジェンが1830枚、BNPパリバが1670枚程度の買い越しだった。

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