ファマライズがプラスに転じる、通期予想を下方修正も年初来安値更新受け反発狙いの買い
ファーマライズホールディングス<2796>は朝安後プラスに転じた。29日取引終了後、23年5月期の連結業績の下方修正を発表。最終利益の見通しは従来の5億4300万円から3億9700万円(前期比11.3%減)に引き下げた。増益予想から一転、減益の計画となったことを嫌気した売りが先行し、株価は連日で年初来安値を更新したものの、売り一巡後は今後の株価反発を見込んだ買いが入ったようだ。
上期(6~11月)において、販管費が想定を上回ったほか、ドラッグストア部門での売上高が計画に対し未達となったことなどが響く。本社関連事務所で定期賃貸借契約を解約し特別損失を計上したことも業績予想に反映した。あわせて発表した23年5月期第2四半期累計(6~11月)の決算は、売上高が前年同期比で微減の257億4500万円、最終利益が前年同期比71.0%減の7200万円だった。ともに計画を下回って着地した。
出所:MINKABU PRESS
上期(6~11月)において、販管費が想定を上回ったほか、ドラッグストア部門での売上高が計画に対し未達となったことなどが響く。本社関連事務所で定期賃貸借契約を解約し特別損失を計上したことも業績予想に反映した。あわせて発表した23年5月期第2四半期累計(6~11月)の決算は、売上高が前年同期比で微減の257億4500万円、最終利益が前年同期比71.0%減の7200万円だった。ともに計画を下回って着地した。
出所:MINKABU PRESS